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明日来るかわからない世界
【ホラー 官能小説】

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ショッピングモール-1

それからというものの、セリナはぐったり疲れてしまったみたいで、寝息をたてながらよく眠っている。
少し安心した。あんなことが起きた後だから、余計心配していたみたいだ。

自分も肩の荷をぐっと下ろす。
 優斗「疲れたー」

それからは平穏な時間が、過ぎるはずだった。
自分も眠くなり、眠りに落ちそうになった時、悲鳴が聞こえた。
奥の休憩室からだった。
距離はそんなに離れてはいない。
恐る恐る近寄ってみると、そこには、・・・
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血の海が広がっていた・・・・・・・・。

優斗「嘘だろ・・・・・・・。」

ううぅううう
ムシャムシャ

ゾンビだ化けものだ
今自分の目の前に、あられもない姿になった者がいる。

どこから感染したんだ。・・・・
門を通る時は容易だったが、すぐ後に、自衛隊の衛生兵みたいな人たちが医者と共同で
厳重な検査を行っていたはずだ。もちろん外傷がないか、異常がないかだが・・・

まさか・・・・空気感染?

いやでも考えられないことではない。あり得ることだ。
とにかく、この場から離れなくては、ちょうど休憩室の間には、一枚の扉がある。
そこで封鎖すれば、なんとか持ちこたえられそうだが。
いまゾンビが、喰らってるうちに・・・・

その時だった。横の方から、「たすけて助けて下さい!」
高校生だろうか、長いロングヘアにきれいな黒髪。
横には弟だろうか風邪をこじらせてるように見えた。

優斗「おい! そんなとこいるな! こっちに来い!!」
強く促す。それに反応したのか、ゾンビもこちらに視線を向ける。

優斗「走れ!!」

その時高校生の女の方が
扉付近で転んだ 

まずい!・・・

弟を先に行かせ、足を痛めて歩けなくなった女をなんとか扉まで くそ!
「優くん?」 セリナだった

優斗「セリナ!! いけ!!」
セリナが来てくれたことで間一髪で、女の方は助かった。
だが

「・・・くぅ・・・・・う!」

噛まれた 女をかばったために噛まれた。

終わった・・・

頭の中が真っ白になった。

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