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明日来るかわからない世界
【ホラー 官能小説】

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日常の崩壊-1

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そうだ・・・・世界は終わった 何もかも・・・・・

この世は、もう自分にとって悪でしかない。
こんな世界で生きている意味はあるのかと・・・。
俺は、噛まれた・・・。死んだはずだ・・・。
訳のわからない理解できないことが起きてしまった。

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16時間前

セリナ「ねえ?綾瀬ってば! 話聞いてた?」
優斗「あぁ、わりい ごめん。考え事」

俺、綾瀬 優斗は、もうすぐ大学3年になるエリートとはいえないまでもそれなりの大学に通っていいる
普通の大学生だ。何かやるといっても暇な日は、こうしてセリナの痴話話を聞くだけだが。
こいつとは、別に彼女とかそういう関係ではない。幼馴染で、小中高たまたま同じだった訳だが。
大学生になっても、この調子じゃ社会人になっても付いてきそうだ・・・。 ハハっ・・・・。
セリナは、帰国子女って奴で、まあ美人だし、そっけないところも可愛いって言うか一般男性からすれば何故冴えない俺とファミレスで食事してるかってとこだよなー。ここのファミレスは、人気店で、CMで最近はやりだしたとこだ。
ここのチーズバーグがとびっきりにうまくて、癖になったからセリナの痴話話を名目に来たってとこもあるが。
本人には言えない。殺される・・・。
まあ、そんなわんやで、今に至るわけだが。何かさっきから、外の方が騒がしい。
何かでかいイベントがやっててもおかしくはないが、なんだろう。この異様な感じは・・・。

ダン! おまえら・・・にげっ・・・

ガアアアアアアア(叫び声)

優斗「!?」 「セリナ! 逃げるぞ!!」
セリナ「あぁアぁああ」
 
一瞬の出来事だった。俺はその存在が、明らかに危険なものと本能なのかセリナの腕をつかんでいた。
奴は、叫んでいる。もちろん人間の声ではない。動物の声でもない。初めて聴く声だった。
だが、体が反応した。ヤバイ ニゲロと。

無我夢中に裏口の店の外に出た。後ろはけして振り向かずに。振り向いたら足が止まってしまいそうだったから。
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