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闘犬
【その他 官能小説】

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試行錯誤-2

「俺んちみたいな田舎は冬になるとホントやる事無くなるから、近所中退屈になる訳、そうすっと、酒呑むの覚えるのも早けりゃ、高校行く歳になりゃ飲み屋で近所のおばちゃん達とも呑んだりすんだろ。そん中の一人のおばちゃんて言うか近所の奥さんて言うかが、俺が童貞だって知ったら「教えてあげる」って話しでヤラしてもらったのか?ヤラれたのか?そんな感じだよ。」
「へー、良かったんだ?男の人の初めてって忘れられないんでしょ?」
「良かったって言うか、彼女なんて無縁だったから、いきなり筆おろしされりゃビックリすんだろ。良かったって言やー良かったよ。」
「ふーん。思い出したら勃ちそう?」
「どうかなー?興奮するかもなー。でも、おまえの床技の方が凄いぞ。」
「やーよ、そんな技なんて無いわよ。」
「おまえの筆おろしの話しの方が好きだよ。」
「やーねー、本当は筆おろしした事なんて無いわよ。でも、あなたのインポが治るなら何してもいいわよ。」

白石は1年前、闘犬の大会中に躓きよろけた際に脊椎を圧迫してしまった。病院では然程心配ないと診断されたが、それ以来一度も勃起する事がなくなってしまった。
菜穂子も何度も試みたがどんな刺激も旦那を勃たせる事は出来なかった。

「かずちゃんは童貞かな?」
「どうしたのよ、随分唐突ね?どうなんでしょう?」
「かずちゃんはモテるだろうな。俺だったら好き勝手にやるけどなー。」
「どんな好き勝手?」
「隣の奥さん喰っちゃうよ。ハハッ」旦那は笑った。
「隣の奥さんて私?こんなおばさん美味しくないでしょ?」
「うっうん?実はさっき思ってたんだけど、かずちゃんおまえの事好きだぞ、きっと。おまえ見るときの目が光ってたよ。解るよ。」
「まさかー?まあ、悪い気はしないけど、あの子良い子よねー、昔っから良い子だった。でも、それとは違うでしょ?」
「構わないよ。今の俺じゃおまえに何もしてやれないから、おまえがその気なら何したっていいよ。」
「何言ってるの。あなた、大丈夫よ。」菜穂子は旦那に抱きついていた。


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