投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

私と俺の被加虐的スイッチ
【SM 官能小説】

私と俺の被加虐的スイッチの最初へ 私と俺の被加虐的スイッチ 4 私と俺の被加虐的スイッチ 6 私と俺の被加虐的スイッチの最後へ

私と俺の被加虐的スイッチ-5

「んぅぅっ、んぁ…ふっぅ…」
 吐き出す息が荒いだけなのか、官能の吐息なのか自分でも判別出来ない。ただ思うのは……こんな10以上も離れている少年に、感じている自分が恥ずかしい…それだけ。逃れようと後退しても、すでに背中はソファの肘掛け部分にぶつかっていた。
 カナエが飽きもせずキスを繰り返してるせいで唇がヒリヒリと痛い。でも…唇を放さない様に、すり寄せてる自分がいる。
 …なんてイヤラシイ雪下由依子…
 頭の中が別々の道を歩んでいる。……イヤラシイ私が理性を崩そうとしてる。

 …ダメ、たった数時間しか知らない…しかも連れて来た少年なのに!…

 …いいじゃない、最近ずっと御無沙汰なんだから…

 キスを繰り返しながらカナエの指先は胸元に到達した。黄緑色のチェックのパジャマの上から、やんわりと揉みしだく。

 …こいつ絶対、経験豊富だって。だめ、流される…こんなの、犯罪だって…

 …一宿一飯の恩義って言ってんだから、甘えちゃえば良いじゃない。別に自分から犯してる訳じゃないんだから…

 …でも…

 指先は止まる事を知らない。パジャマの釦は、いつの間にか外されていて素肌に直接指先が触れる。熱っぽい…。
 ブラジャーを睡眠時に外す習慣のある私。それを良い事に、カナエは縦横無尽に胸を掻き乱す。ぐにゃり、ぐにゃりと指の痕が付く程に強く。

 …このままじゃ本当に流されちゃう。…気持ちいいなんて…

 …痛いのが気持ち良いんだもんね。変態由依子にはピッタリの逸材かもよ?…

 …変態、由依子?…

 …こんな若い少年に乱暴にされてヒィヒィ言ってるの、変態そのものじゃない…

 カナエは掌で掴む様に乳房を引っ張って、もぎ取ってしまうかの様な荒々しい愛撫を繰り出す。乳首も摘まれて限界まで引っ張られる。

 …っあん、痛いのに!…

 …気持ち良いんでしょ?変態で淫乱なんだよね。それが由依子の本性なのよ…

 …本性?…

 頭の中の甘い囁きが理性を崩して行く。思いのままに…後先も考えずに…ただ、この誘惑に…

 …ほら。我慢しないで。いつもの真面目なOLは仮の姿なんだから。こっちの、セックス大好き女が本性なんでしょ?…

 …セックス、好き…だけど…

 歯でガリッと乳首を噛まれる。鋭い痛みに身体が跳ね上がる。痛みで目の端に涙が滲むが…。
 カナエは歯で挟んでいた乳首を開放し、おもむろに乳首を舌で舐めあげられた。先程の痛みで鋭くなった感覚が、ただ舐められているだけなのに、ビリビリと痺れる様に気持ち良い。

 …だめ、本当に、もう…


私と俺の被加虐的スイッチの最初へ 私と俺の被加虐的スイッチ 4 私と俺の被加虐的スイッチ 6 私と俺の被加虐的スイッチの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前