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love communication
【若奥さん 官能小説】

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勘弁してよ-1

あれだけ熱い夜を過ごした次の日は、顔を合わせるのもどこか照れ臭くて。


よそよそしさを紛らすように、瑠璃にばかり話し掛ける朝。


それでもたまに目が合っては含み笑いをし合ったり。


そんな彼女と、昨夜の淫らな姿のギャップがたまらなくて、仕事中も昨夜のことを思い出しては、身体が反応しそうになって、焦ることもあった。


部下にも、


「小野寺主査、なんかニヤニヤしてて怪しいんですけど」


とか、突っ込まれる始末。


それでも、嫁とのセックスを思い出してニヤケてしまうなんて言えるはずもない俺は、


「娘からお手紙もらったんだよ」


なんて、都合のいい嘘を吐いていた。


子供がらみの話題なら、いくらでも公に自慢できるのに、夫婦間の話題を自慢できないのは、ちょっぴりもどかしくもある。


自慢できるのならば自慢したい。


俺の奥さんは、こんなにも可愛くて、エロい、最高の女だって。


夫婦生活が充実すれば、頭の中は昨夜のことばかりでいっぱいになって、いてもたってもいられなくなる。


そして、再び鎌首をもたげる欲望。


今日は、里枝をどんな風に抱いてやろうか。


恥ずかしがるアイツに、強引に昨夜の動画を見せてやると、どんな反応するだろうか。


そんなことばかりが頭の中を占めていて、早く家に帰って二人の時間になりたい、そればかりが待ち遠しかった。








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