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夢を見るころ
【女性向け 官能小説】

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「喉が乾いたな」
篠塚さんがそう言って、ベッドを抜け出して
何かをコップに入れて戻ってきた。

ベッドに戻る途中で、何やら苦笑いを我慢している。
「なぁに?」
「いや。夢、気性が激しいというか・・」
そう言ってベッドの周りに散らばっている4つのスカートを見て笑った。
「だって!」
「うん。俺が悪かった」
それ以上私に何も言わせないようにキスをした。

「そうだ。この中で1番気に入ってるのどれ?」
「・・・・なんでよ」

「それは俺から夢にプレゼント」
「はぁ?」
「俺が買いに行ってもいいんだけど、良く分からないし。
夢が気に入ってるのがあれば、だけど。気に入らないなら今度一緒に買いに行こう
他の3枚は部の女の子が買うって」
「なんで・・・」

「なんでって、夢スカート履かないから」
「仕事ではパンツのほうがいいのよ」
「うん。でもデートの時にはスカートでおいで」
「それって、スカートをはいた女が好きってこと?」

嫌な顔をして睨めば

「また、そんなこと言って。
似合うと思うからだよ。深く考えるなよ」
「・・・・」



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