投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

忘れられない時間
【レイプ 官能小説】

忘れられない時間の最初へ 忘れられない時間 34 忘れられない時間 36 忘れられない時間の最後へ

虐め抜かれる快楽-5

「桃子、やめなさい」
 髪をわしづかみにされ、顔を上げさせられた。
 叱られる。
 怯える気持ちと、底知れない期待。
 おどおどと瞳を揺らす桃子の乳首を、坂崎が爪を立ててぎりぎりと捩じり上げた。
「いやあああっ! 痛い、痛いいいっ!」
「勝手に気持ちよくなってはいけないといつも言っているだろう? どうして言いつけが守れないんだ」
「ごめんなさい、ごめんなさいっ……」
 目の端に涙がにじむ。
懸命に謝罪を口にしているうちに、左右両方の乳頭を桃色のクリップのようなもので挟まれた。
 ぎざぎざの溝がついた先端部分が、球状に張り詰めた乳豆を押し潰す。
 痛くてたまらないのに、また陰部から熱い蜜液がとろとろと滴っていく。
 カチリとスイッチが入れられる音。
 取り付けられた器具が、ブルブルと振動して乳首を震わせていく。
 湧き上がってくる愉悦に、脳の中心まで揺さぶられているようだった。

「あっ、すごいの……これ、すごいっ……!」
 ひざ立ちになったまま、気も狂わんばかりの快楽に翻弄される。
 あそこが火で直接あぶられているように熱い。
 いますぐに指で掻きまわしてしまいたいのに、両手を拘束されているためにそれがかなわない。
 恥ずかしい割れ目がぱっくりと開き、陰核がすでに大きく隆起しているのが見なくてもわかってしまう。
 欲しい。
 欲しくてたまらない。
 流れ出した愛液が、絨毯の上で小さな水たまりのようになっている。
 坂崎の手が、割れ目の前方に伸ばされる。
 指の腹で女芯をそろそろと撫でまわされていく。
「恥ずかしい女だな、こんなにクリトリスを大きく勃起させて。昔からずっとおまえはそうだったんだろう、いつでもこうしてビショビショに濡らして男を誘うんだ」
 甘い甘い蜜の香りを漂わせて。
 誘いこんで男を狂わせる。
 そういう女だ、おまえは。
 坂崎の声が、別の誰かの声と混じってわんわんと脳内に響き渡る。
「さ、誘ってなんか……あ、あれは」
 あれは。
閉ざされていた古い記憶。
 坂崎にだけ話した秘密。


忘れられない時間の最初へ 忘れられない時間 34 忘れられない時間 36 忘れられない時間の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前