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浦和ミュージックホール
【その他 官能小説】

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淑江のステージ-1

 「引っ込み思案の眼鏡っ娘・淑江」
 踊り子にしては妙なキャッチフレーズだ、浦和ミュージックホールの支配人はストリップのなんたるかを良く知っているプロだが、キャッチフレーズのつけ方はあまり上手くない。
 そもそも眼鏡の方は別として引っ込み思案の踊り子など考え難い、まあ、華がないのでとってつけたキャラクターなのかなと多寡をくくっていた。
 6〜70年代に流行ったようなムード音楽に合わせてステージに出てきた淑江はキャッチフレーズどおりの眼鏡に三つ編みにしたお下げ髪、もうすぐ二十一歳だと聞いているがセーラー服が板についていて、学生鞄を両手で提げた姿は、確かに引っ込み思案で大人しい女子高生に見える・・・しかし、それも演出のうちなのだろうとその時はまだ思っていた。
 
 淑江の踊りはつたなかった。
 振り付けはきちんと淀みなく出来ている、しかしなんとも華がないのだ、要するに決められた動きを忠実に守っているだけ、そこに自己主張のようなものが見当たらない、いかに名曲でもコンピューターに打ち込んで再生しただけでは心に響いてこないのと同じようなもの。
 スカートを翻して下着を見せることに躊躇はない、ただ、「見たいでしょう?」と問いかけてくるような要素はない、「ここで下着を見せなさい」と教えられたからそれを忠実に守っている・・・そんな感じなのだ。
ただ、懸命に踊る淑江は可愛らしい、一生懸命さと真面目さが伝わって来てつい応援してやりたくなる。
ストリップに入ってもその印象は変わらない。
焦らしながら、出し惜しみしながらと言う手順はきちんと踏んでいるし、見せるときは思い切り良く見せる、しかし、やはり「教わった通りにやっています」と言う感じなのだ。
表情も固い、と言っても無表情ともちょっと違う、一生懸命やっている事はひしひしと伝わって来る、まだキャリア3ヶ月ということもあって今のところ常連客たちも温かく見守っていると言ったところだろうか。
・・・ただ、風俗ライターとしての経験から言わせて貰えば適性と言う面では疑問符が残る、おそらく淑江は自分を前面に出すのが苦手なタイプなのだと思う、真面目だから決められた事はきちんと出来るし、手も抜かない、しかしそれ以上を望むとしたら性格から変わって行くしかなさそうだ。
「引っ込み思案」と言うのは、キャッチフレーズをつけるのが苦手な支配人にしては実に的を射ている、と思った。

しかし、後半は全く趣が変わった。

 淑江がサイドリボン付きのショーツ一枚になったところで男優が登場、淑江に首輪と手枷を巻くと、両手首の枷を背中で繋いだ上に首輪についたリングにロープで固定してしまう、淑江はその間、正座して俯いたままされるがままに任せていた。
 さほど強い拘束ではないものの淑江は胸も性器も隠しようがなくなる、いかにも大人しい雰囲気の淑江にはそれで充分、と言うよりその雰囲気を引き立たせる拘束だ。
 男優は淑江を出べそまで引いて行くと胡坐をかき、淑江の脚を自分の膝の外にかけるようにしてM字に開かせ、ショーツのサイドリボンを解いた。
 淑江の全てが晒された。
 小ぶりだが形の良い胸の先端にはまだ陥没したままの乳首、腹には贅肉がなく、腰はよく締まっている、そして特別長くはないもののすらりとした脚、そして茂みはごく薄い。
 いまだにスク水の跡がうっすら残っていて、水着に隠されていた部分の肌の白さが際立つのも淑江の未熟な雰囲気を強調する。 

 男優は淑江の乳首をつまむようにして愛撫し始める・・・すると淑江は程なく喘ぎ始め、男優の胸に抱かれながら軽く仰け反る、その首から顎にかけてのラインもすっきりと細く、俺はすっかり見とれてしまった・・・と、突然淑江の唇が開き、か細いがはっきりした声が漏れ、顔が高潮し始める、見ると陥没していた乳首が勃っている、普段刺激に晒されていない分敏感なようだ。
 それを合図にしたかのように男優は膝を立て気味にして淑江の脚を更に大きく開かせると性器に指を伸ばし、そのピンク色の中身を観客に晒し、舞台が回転し始めた。
 その時にはもう淑江の顔はほとんど真上をむいてしまっているので表情はよくわからないが、回転して俺の正面に来る度に淑江の中は赤みを増し、三回転目には愛液が滴り落ちた、見られることで興奮を高めているのだ、心なしか乳首も赤みを増しているように見える。
 M字でたっぷり晒すと、男優は淑江を四つ這いに・・・いや、手をつくことは出来ないので淑江の顔はステージに押し付けられたまま・・・しかも男優はローションを垂らすとアナルに指を突っ込んでしまい、淑江の尻を高く上げさせる。
 大人しげな三つ編みの眼鏡っ娘なのでその光景は被虐味満点だ。

 ラストはまな板タイム。
 二人の観客がステージに上がり、淑江の上下の口に同時に挿入する。
 見られることに興奮を高めてしまう淑江は尻を振って悶えてしまう、あれほど感じてしまえば普通は口からはペニスを離してしまうものだが、淑江は決して唇の方も離そうとしない・・・律儀なのか離したくないのかはわからないが・・・。
 二人が果てた頃には、淑江はステージの上に長々と伸びてしまう。
 その淑江を抱き上げて下がる男優の目は淑江に優しく注がれていた。
 観客の目がそうであったように・・・。


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