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夢を見るころ
【女性向け 官能小説】

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私の反応を見て笑う顔が憎らしい。
手を広げてキスをねだると
ニヤッと笑ってキスをしてくれる。

手でもらう感覚にも限界が来て
「い、いれてっ・・・ぇ」
と懇願すれば、

「もう1回言って」

と耳元で意地悪を言う。
じっとにらみつければ
「言わないと入れてやらない」
と片方の眉をわずかに上げた。

「入れてっ。お願いっ・・ぃ」
「良い子だ」

そう言って笑った後、ゆっくりと私の中に入ってきた。
キスを繰り返して
乳首をもてあそびながら
だんだんと早くなる律動に私の身体もリンクする。

無意識の中でリズムを一緒にしながら
お互いに一緒にイく瞬間を探し出す。

「んぁ・・・ぁぁぁ・・」

ゆっくりと奥から来る痙攣に身を任せながら

「イっちゃ・・・ぅ」
と、顔をゆがめて篠塚さんを抱きしめれば
「イけっ」
と首筋を強く吸われた。

「あぁぁ・・・ぁぁぁ」

その瞬間、篠塚さんも私の中で果てた。
私たちはその瞬間さえも共有した。



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