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性感倶楽部
【調教 官能小説】

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Step1 玩具-2

〜Step1 玩具〜2

バイブを処分するにも、自宅のゴミに出す訳にはいかない。中身が見えぬよう厳重に袋に入れ、アルバイトに向かう途中、コンビニのゴミ箱へ投げ入れたのだ。

1度目の失敗を踏まえて、2度目は音もなく、動きもしないディルドを購入する。

家族の留守中、ドキドキと待ちわびて届いた箱を開ける。

オマケの付属ローション。
バイブのような可愛らしい色ではなく、肌色で弾力ある男性器の形をしたディルド。

バイブと違い生々しい形、色、感触。見ているだけで子宮が疼きはじめたのだ。女性ならきっと、この感覚がわかるだろう。

パッケージのゴミを取り除き、中身だけを箱に戻す。ゴミでバレぬよう、家族が帰ってくる前に処分したのだ。

家族が寝静まった夜を楽しみに、時間を過ごす。蓮美の頭の中は、エッチなことで満たされているのである。
浴室に入り、ショーツを下ろすと、半透明のヌルヌルした愛液がベッタリつき、触ると糸を引いていたのだ。

家族が寝静まった夜。
物音を立てぬよう、クローゼットの奥に隠していた箱を開ける。

薄明かりの部屋で、ローションとディルドを枕元に置き、片耳だけにイヤホンを装着する蓮美。

携帯でアダルト動画サイトを検索する。
今の時代、女性向けアダルト動画サイトも充実している。

それでも幼少期に見てしまった、無修正のアダルトDVDの影響か、男性の見るような無修正アダルト動画が好みだったのだ。

クリトリスを剥かれ触れる舌先…
指先で虐めぬく光景…
携帯画面には、アップに再生されている。

イヤホンからダイレクトに流れる卑猥な水音は、すぐにショーツを濡らしたのだ。ショーツの中に手を忍ばせ触れると、くちゅ…と音がするほど。

画面に再生されている舌先と同じ動きをするよう、クリトリスをくちゅ…くちゅ…と撫で、愛撫する手を止めずに、次は挿入シーンを探している蓮美。

昼間から楽しみにしていたディルド。

パジャマとショーツを脱ぎ去ると、期待で鼓動を鳴らし、溝に這わせ何度も往復させている。

しかしバイブと同じで、自身の愛液ではどんなに濡れていても、材質のせいか滑りが悪くなる。
その為の付属ローションだと初めて理解したのだ。

ディルドの先端に適量のローションを垂らし、再び溝に這わせ往復させる。

「んっ…。」

(…ローションを付けただけで、こんなにも気持ちいいとは…。
バイブもローションを付ければ、良かったのかな?…)

声は出さずディルドの感触に集中する。愛液とローションで静かな部屋に、くちゅ…ぷちゅ…とリアルな音。
イヤホンから流れる卑猥な水音。
蓮美は興奮を隠しきれず、さらに愛液は溢れた。

男優の挿入するタイミングに重ね、ゆっくりディルドを沈めていく。

期待以上の快感に思わず、吐息が漏れる…。

最初は浅く緩やかに動かし、男優の腰に合わせてスピードを速めた。

ぐちょ…ぐちょ…ぶちゅ…

自身の出す音に興奮を高め、寝ている家族にバレないか?など気にする余裕もないのだ。

(…このまま続ければイケるかもしれない。…)

ぐちゅ…ぐちゅ…と攻めたて、携帯はいつの間にか手から離れ落ちていた。

快感に身を委ね、小さく吐息を漏らし、何かが見えはじめた途端、ひとしきり大きな水音が響く。

ぷしゃぁぁあ…

潮吹きしたのである。慌ててタオルで濡れたシーツを押さえ、初めてのディルド体験を終えた。

ディルドを洗い、またクローゼットの奥に隠し、眠りについたのだ。

〜To be continued〜


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