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性感倶楽部
【調教 官能小説】

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Step1 玩具-1

〜Step1 玩具〜1

名前=蓮美(はすみ)
職業=フリーター
性別=女
年齢=25才(未婚)

真っ暗な部屋に携帯電話の明かり。
眠りにつくまで、ネット検索がお決まりの日課。
変換予測には卑猥な言葉が並ぶ。

彼氏がいてもいなくても正直、性欲が満たされたことがない。
私は人一倍、性欲が強いと思う。

いつから…
こうなってしまったのだろう?

物心がついた頃には、性器を触ると気持ちいいと知っていた。
幼いながらに“バレてはいけない”と大人の目を盗み、女の子の友達と「えっちごっこ」をして遊んでいたこともある。

膨らみのない乳首を舐め、ショーツの上から触ったり。お泊まりした日は、こっそり布団の中で、ツルツルの性器を順番に舐め合った。

濡れることもなく、イクこともなく、
なんの知識もないまま、ただなんとなく気持ち良くて「えっちごっこ」をしていたのだ。

そんな蓮美は当時、誰にも言えない秘密があった。

家族の留守中、兄のアダルトDVDや雑誌をこっそり読むこと。
エロ漫画の描写は、幼い蓮美には衝撃的なのだ。
本当にこんなに汁だらけになるものなのか、不思議に思っていた。

見たことがバレぬよう、きっちり元通りに戻す蓮美。
誰も気づくことはなかったのだ。

高学年の頃には、こっそりみる無修正アダルトDVDに釘付け。
気持ちばかし膨らみをもってきた乳房、まだらに生え揃っていない性器。
無修正映像は、身体が成長するにつれ、うっすらと性器は湿り、身体を落ち着きなくさせていたのだ。

幼い蓮美は、身体の熱を鎮めさせる方法など知らない。
それでも兄の部屋に忍び込む…。

初潮を迎え、思春期には恋人ができ、
SEXに抵抗なく初体験を終える。

アダルトDVDのように、喘いだり、汁だらけになり、イクことはなかった。幸い出血することもなく、痛みもなく処女を捧げたのだ。

回数を重ね、気持ち良さが芽生えはじめ、濡れるようになり、気持ちいい時は喘ぐよう、身につけていく蓮美。

それから自慰をするようになったのだろう。誰に教わったわけでもなく、やり方など曖昧で…。

真っ暗な部屋に、携帯電話の明かり。無料アダルト動画サイトや、無料官能小説サイトなんて数えられない程ある。
家族の留守中に、兄の部屋に忍び込むことも無くなったのだ。

たっぷり愛液を絡めクリトリスを、ぬちゅ…ぬちゅ…と擦る。
終わりが見えず、疲れ果て眠りにつく。

蓮美は終わりを求めて、家族の留守中を狙い、ネット通販で、初めてアダルトグッズを購入した。

一般的な二股バイブ。
クリトリスに当たる小さなモーター部分と、うねうね回る竿部分。

しかしバイブ音が気になり、実家暮らしには、とても不向きだったのだ。
物音が気になり、集中できず、上手く使いこなせないのである。


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