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衛星和誌 −Qカップ姉妹−
【SF 官能小説】

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調教士として(9)-1

「どうぞ‥‥。召し上がってください」
 リリア・ザ・パーフェクトは重そうに、美麗な、しかしそのすました顔よりも大きく見える双乳を細い指で抱えるように抱き、あなたに差し出していた。
 単純なバストサイズはともかくも、拘束ブラ着用時との対比という点ではあなたが見たこともない――つまり、ミドリ、ジャニスさんはおろか、ルリアのそれすら凌駕する、倍は大袈裟にしても腋の幅など簡単に超えている、まさに魔クラスの超乳おっぱいだった。

 リリア・ミアヘレナはパンティも脱ごうとしたが、あなたは止めさせた。そしてあなたは、彼女のパンティ一枚の無防備な裸身を、じっくりと観賞した。身長は、ジャニスさんよりわずかに高いだろうか‥‥。しかし、そのバストサイズは、まだ測ってはいないが、彼女を大きく上回ることは間違いないだろう。それでいて、細い肩から続く腋のラインは、ほっそりとして見える。
 見える、というのは、そのラインは、すぐに圧倒的なボリュームを見せる双乳に、正面まえから見てもその細身から大きく逸脱した、あまりにも豊かな両の乳房バストによって隠れているのだった。ウェストは女らしくほっそりとくびれているが、例えそれがなくても、その類稀な巨乳は、それ自体はほっそりしているボディラインによって充分に強調されていた。挑発的というよりは冒涜的な角度でふくらんでいる乳房おっぱいは、しかし、なかなかのやわらかみも見て取れた。何故なら、彼女が歩くだけで、いや、少しの何気ない挙動でもその肉丘は、たゆんたゆうんと揺れたからだ。それは、いずれ確かめられるだろう。とにかく、こんなものをあなたの前に晒して、彼女はこう言うのだった。
「リリアのおっぱいは、完全にあなたのモノです。カラダも‥‥」
 具体的な調教は、オイオでと同じく、あなたは身体測定から入ることにした。彼女リリアのサイズやカップは、実はルリアたちは知っている。試合コンジャンクション前に戦士の基本情報をエントリーデータとして提出せねばならず、それは、お互いに知らされるようになっていた。あなたたちはジャニスさん、ミドリ、そしてルリアの数値を提出し、そして、リリア・ミアヘレナのそれを受け取っていた。しかしあなたは、三人に言ったのだ。
「俺のわがままだ――」
 彼女のサイズは、自分で測って確かめたい、と‥‥。身体測定の重要性を理解済みの彼女たちはあなたの意を汲んでくれ、あなたにリリアの各数値を伝えなかったのだ。‥‥といっても、持って来たのはメジャーだけなので、簡易式となるが、それでもオイオで培った型で行くことにした。幸い、彼女は協力的で、あなたは助かった。すらりとしたボディ。だが、そのバストはやはり、目立つ。あなたが命じると、リリア・ミアヘレナ――リリア・ザ・パーフェクトは素直に、あなたに背中を見せて両腕を上げた。あなたは努めて冷静に、彼女に背後に近づいた。背に垂れる長い髪から、いい匂いが漂ってくる。あなたは胸のドキドキを悟られまいと努力しながら、彼女のほっそりとした両腋から手を入れた。
 自分のものと同様、彼女リリアの鼓動も手から感じ取れそうだった。細めの腋の向こう側、彼女リリアのバストが後ろからでもはっきりと盛り上がって見える。うまい言い方を思いつかないが、このように後方から見た場合の腋からハミ出で見えるおっぱいの幅と両腋の間との比率は、ルリアをも上回っているのではないだろうか。
 乳肌はきめ細かく、すでに敏感になっているようだ。メジャーをまわす手がつい触れるたび、
「あん‥‥」
と、甘い声で彼女を鳴かせる。そして、まだ揉んでみたわけではないが、ルリアよりやわらかそうだった。
(ジャニスさんと、どっちがやわらかいだろう‥‥)
 あなたはそんなことを思う一方で、別のことも気にかかっていた。リリア・ミアヘレナの、その嬌声こえだ。魅力的で。そして‥‥。
 だが、この勝負、気をやっては負けなのだ。いまからこんなことでは、先が思いやられる。あなたは気を引き締めなおし、つい触れることになる乳首にも動揺しないように心を落ち着けながら、メジャーの表示に目を走らせた。
(やはり、一一〇のラインは簡単に超えてきたか――)
 あなたは、いままでに積んだ調教士として経験から、アンダーバストは、ミドリと大差ないと見当をつけられるようになっていた。身長のほうは、こうして後ろに立つまでもなく、彼女リリアのほうが高いとわかる。細身、という印象は、間違いないようであった。しかし――。
(手をまわすだけで、俺にはわかる。このおっぱいは、ミドリ、ジャニスさんよりも、絶対にボリュームがある‥‥!)
 あなたと出会うことなく終わった、あの黒調教士によって調教されてきたその巨乳。乳肉のボリュームに限って言えば、身長でも体格でも大きく上回るルリアには敵わないのは間違いない。だが、問題は、カップなのだ。表示された数値は――。
「――一一二・九センチ‥‥」
 あなたは呆然とつぶやいた。リリア・ミアヘレナは、美しい横顔をわずかにうつむかせた。頬は染まっていた。


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