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第三の性〜少女性愛者への贈り物
【ロリ 官能小説】

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神話と昔話と馬鹿騒ぎ-4

島田はそこで目が覚めた。彼女たちは二人とも島田の横で眠っていた。神様の顔が焼津だったような気がしたが、もう思い出せなかった。まだ全く酔っていた島田は、トイレに行こうとして、ふと目覚めの勃起に気が付いた。島田は思い出したように、カーチャとマリーナの中に入った。どちらも確かに処女であった。長い時間、中で動き続けたが、誰も起きずに寝たままだった。トイレに立たず、用は全部カーチャの腸で済ませた。穴と人を替えては、三度目、四度目と熱を入れていた島田も、そのうち疲れて眠ってしまった。
翌朝おそく、三人はばらばらと目を覚ました。一番にカーチャは気持ち悪いと言ってトイレに立った。マリーナは、迎え酒だと言ってグラスをあおった。島田は頭がぼんやりしているだけで、酔いはなかった。
戻ってきたカーチャはばたりと島田の上に倒れかかり
「食べてないから吐けません。」
と唸った。汗なのか、吐いたものなのか、ほどけた腰まである金髪が濡れていた。
「お前ら、今日はどうすんの?」
と島田が聞くと、予定は全然ないからもう一日やりましょうと答えた。カーチャは勢いよく起き上がって、ワインを飲んだ。
「お尻がすごく痛いんだけど。お尻っていうか、御神体の・・・」
アルコールが回り返して赤い顔をしたマリーナの言葉を遮るように、あたしもとカーチャは声高に同意してから
「下痢がひどいの。」
と尻に手を当てた。切れてるでしょと島田に突き出した。島田はその下の違う切り傷を見て、したことを少し思い出した。ワイン片手に、横にいたマリーナが同じ所を見つめた。マリーナは、にやりとしたおよそ子供らしくない笑顔で
「やりましたね。」
と島田に言った。そして
「赤ずきんちゃんは、狼に食べられてしまいました。」
と言って笑ってから
「本当にそういう話だっけ?」
と、グラスをからにした。
「ハンターが来て狼の腹を裂いて、代わりに石詰めて、井戸に沈める。俺もそうなるのか。」
「前のはペロー、後のはグリム。女の子が裸で逃げてく話もあるわ。お尻の穴出させたまま二人とも無視しないで!」
カーチャが叫んだ。
「ご馳走をもらった狼は、お婆さんと赤ずきんちゃんと仲良く暮らしましたとさ。もう悪さをすることもないでしょう。ちゃんちゃん。今風でしょ? はい、穴は仕舞って。」
そう言ってマリーナは、乙女の印の傷ついたカーチャのそこに人差し指を突き入れた。カーチャは痛いと尻をひねってから
「穴が違う。御神体の穴は今いいの。お姉ちゃん、分かってやってるの?」
カーチャはまじめに酔いの戯言( たわごと )を口走っていたが、マリーナをお姉ちゃんと呼ぶのは普段からのことだった。


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