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「兄嫁」
【若奥さん 官能小説】

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「兄嫁」-4

 魅力的な肉付きの尻、艶めかしい曲線をたたえた腰、たわわに実る乳房…、スリムで華奢と言っても良い真季の体格からすれば、信じられないぐらいの豊かさだ。人妻となり、夫の愛撫で磨き上げられた女の持つ豊かさなのだろうかと、雄二は夢中で見つめていた。その手は、トランクスの中で、下腹につくほど勃起した男根を、撫でさすっている。
 真季は腰を浮かして前に移動すると、屹立する浩一の肉棒に手を添え、角度を調節して股間へと誘う。
「う、うっ、うんっ…」
 軽く息を吐いて、真季はゆっくりと腰を落として行った。
「はうぅぅ!…」
 奥まで達したペニスを浩一が動かすと、真季がピーンと背筋を伸ばし、白い喉元を見せてのけぞる。
「腰を動かして…」
 浩一が言うと、真季は小さく喉を鳴らして、ヒップを揺らし始めた。
「ん、ひっ…、んく、うんっ…」
 真季は、浩一の下腹部に腰をこすりつけるように前後に揺すってグラインドさせる。おそらく、より深い快感を得るためにクリトリスを刺激しているのだろう。肩まで伸ばした髪がサラサラと揺れ、頬にかかる。身体の動きにあわせて、理想的な形をした豊かな胸が、官能的に揺れるのが見えた。
 真季が腰をグラインドさせながら、浩一のお腹に少し手をついて、のけぞるように動く。
「うっ、いい…、いいぞっ、真季…」
 浩一が気持ち良さそうな声をあげる。雄二も真季の動きにあわせて陰茎をしごいていく。
 突然、浩一が真季の腰を押さえて、グッと一気に腰を突き上げた。
「あうっ!」
 真季が呻き声をあげて、前のめりになると、浩一は両手を伸ばした。揺れる真季の胸を、指さえ埋もれてしまうほど強く掴み、思うがままに揉みしだく。真季の身体は、肉柱と腕にしっかりと捕らえられ、ゆっさゆっさと揺さぶられる。
「あぅ…、はぅ…、あぁん、あぅっ…、あぁっ…」
 抑えようとしても抑えられない甘い喘ぎ声を漏らす真季。美しい髪は流れ落ちる汗によって額や首筋に張り付く。
(義姉さん…、スゴイ…)
 清純そのものの兄嫁が、狂ったように快感を求め腰を振る淫らな姿は、すっかり雄二を興奮させてしまった。股間の肉棒は限界ギリギリまで膨れ上がり、先端から滲み出す体液でヌルヌルになっている。
 浩一が強烈な突きを繰り出した。
「うっ…、くうっ!」
 浩一が腰を突き上げる動きと同調させるように、真季はさらに激しく美しいヒップをくねらせた。髪を振り乱し、美しい顔をこれ以上ないほど反らしている。その腰は淫らに上下に動き、たわわな乳房は、ぷるんぷるんと激しく揺れ続けている。結合部から溢れ出た愛液は、二人の動きに合わせて、ジュポジュポと淫らな音をたてていた。
(はっ…、はっ…、はっ…)
 荒い息をひそめながら、雄二の右手も激しく動いている。今にも射精してしまいそうだ。
「だめ、もうっ…、いっ、イキ…、そうっ!」
 真季が切羽詰まった声をあげる。
「おっ、俺もだ…」
 浩一は、我を忘れてヒップを揺すっている真季の膣奥に向け、固く大きくなったペニスを突き出す。子宮まで突き破られてしまいそうな衝撃に、真季は思わず高く喘いだ。
「あ、あ、あううっ…、ああぁーっ!」
 真季が全身が細かく痙攣し、ひときわ大きなよがり声をあげた瞬間、雄二の手に握られた肉棒がビクンビクンと脈打ち、トランクスの中で勢いよくはぜた。


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