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衛星和誌 −Qカップ姉妹−
【SF 官能小説】

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調教士として(1)-1

 ガシュッ‥‥。ドアがスライドした。巡航に入り、船室キャビンで一息ついていたあなたを追って、薄紫を基調に太い黒のラインが入った空間服姿のルリアが、ゆっくり宙を飛んできた。
 ここは宇宙。無重力状態である。あなたはオイオ(Oio)中央政府所有の宇宙艇で、ルリア、ミドリ、ジャニスさんとともに、スガーニー(Thgany)へ旅立っていた。さほど大きい船体ではなかったが、窮屈さは感じなかった。
 特に聞きはしなかったが、現在のオイオには宇宙船の開発技術はないように思えたので、船齢はかなりのもので、整備・改修しながら使い続けているんじゃないかと、あなたは見当をつけていた。
 そう思い当たると不安にもなったが、他に移動手段があるわけでもない――自動操縦のようだったが、いちおうミドリが操縦士を、ルリアが艇長を務めていた。操縦席ブリッジは四人乗りで、離陸から巡航に移るまでは、あなたとジャニスさんもいちおう計器の前に座っていた。
 窓からは木星が大きく見えた。宇宙艇にはロケットエンジンの横から搭乗したのだが、重力の小さい衛星間の航行のために必要な推力は少なくて済み、エンジンや燃料のスペースは小さいように思えた。安全な距離を保っての飛行なのだろうが、万が一軌道がずれて近づき、地球の二・五倍前後もあるという強力な重力に捕まったら、あの小さなエンジンでは到底逃れられないだろう‥‥と不安にもなり、あまり見たくはなかった。ちょっと吐き気もしていた。
 それで、ジャニスさんが席を離れキャビンのほうに引っ込んだのをいいことに、彼女に続いて自分も逃れ、一息ついていたのだ。が、顔色が悪かったのかもしれない、ルリアが心配して来てくれたのだった。
「大丈夫か」
「ああ‥‥」
と元気のない声でうめくように答えたあなたに、ルリアは近づいてきた。
宇宙艇スペース・シップに初めて乗ると、そうなることがよくある。――おまえの世界での、船酔いと呼ばれるようなものだ。楽にしてるといい」
 ルリアは空間服の胸に、あなたをかき抱いてくれた。素直にありがたい。この空間服は、ヘルメットを付ければ衛星の外界や宇宙空間にも出られる代物だが、また動きやすさを追求して可能な限り薄く作られてもいるため、彼女のおっぱいならば、気密のためのその幾層を通しても、充分にそのふくよかさが堪能できる。軍での地位や所属を示す彼女の胸章を眼前に見つつ、あなたは聞いた。
「ああ‥‥。操縦席そっちも大丈夫なのか」
「ドリーひとりがいればじゅうぶんなんだ――お、おうぅ‥‥」
 あなたが安心してぐりぐりと頭を動かすと、ルリアは悶えたのだった。
「やめるか?」
 あなたは、彼女ルリアの豊かな胸に顔と頭を埋めたまま、尋ねる。
「い、いや、やめなくていい‥‥。いいぞ、甘えてくれ‥‥はぅん!」
 溶液の効き目はとうに切れているが、バストは確実に敏感になっているようだ。あなたが頭の動きを再開すると、ルリアは快感で身を離すまいと、あなたを抱きしめる腕に力を込めた。
「これだけじゃ、物足りないだろ?」
 ひとしきりその動きをした後、あなたは聞いた。
「う、うむ‥‥。頼む――」
 ルリアはそう言い、あなたから胸を離した。
「どうする? わたしが自分で脱ぐか?」
「いや、いい‥‥」
 あなたは、彼女の空間服の喉元に手を伸ばした。
「すまない‥‥。自分で脱ぐのはやはり、ずかしいのだ‥‥」
 あなたが喉元を外すと、ルリアは自分の胸をあなたに差し出すようにしてくれた。あなたはそのままファスナーを下ろし、少し胸をはだけさせた。ブラはつけていなかった。全部見えているわけではないが、そのあまりにもくっきりとした谷間で、張りのある肉丘が窮屈そうに左右からせめぎあっていた。
「――あらあら、なんの騒ぎですの?」
 あなたがルリアのその胸乳を揉み込み、顔を埋め、彼女に嬌声をあげさせ始めていると、そこへジャニスさんがやってきた。グレー地に、太い白のラインの地味な空間服姿だ。手にはドリンクのパックやトレイが入った透明の袋。
 ルリアの空間服は、おそらく軍でも使っている彼女専用のもののようだが、ジャニスさんのそれは、タイプは同じに見えるが、あなたと同じ既製品だった。ちなみにブリッジにいるミドリは、オイオではこの既製のタイプを着ていたように思うが、今日は、グレー地は同じだが太いラインが深緑のタイプを着用している。ルリアは、ずっと同じやつだった。
「調教士さまのお顔が優れないので飲み物をお出ししようと思ったのですが、ここキャビンにいいものがなくて‥‥。船倉まで取りに行ってたんですが‥‥もう‥‥隅に置けませんね‥‥」
「い、いや、ジャニス。これはだな。彼の宇宙酔いを――その、なんだ‥‥心理的に緩和しようと――」
 ジャニスさんはルリアの言葉を半分も聞かず、手にした袋をキャビンの壁の棚にしまうと、
「わたしも交ぜてくださいなっ」
と言うが早いが、自分も空間服の喉元を外し、えいっとばかりに一気に胸をはだけた。ルリアよりも大きく。当然のように、Nカップのおっぱいが無重力のなかに、ぷるるん!とまろび出た。
「あっ。こ、こらっ。ずるいぞっ! わたしはまだそこまでは――」
 ルリアは、自分が完全には胸乳を露出させてはいないことを言っていた。だがジャニスさんはおかまいなしに、自分の乳房を捧げ持つようにしてあなたに抱きついてきた。おっぱいがあなたの顔に当たるように、だ。
「ふんふんふーん♪」
 ジャニスさんが最近得意技にしてきたおっぱい顔面すりすりが、鼻歌まじりに始まる。あなたはウットリしつつも、手抜かりなく舌を伸ばし、谷間を舐め始めた。
「ふ――ンン‥‥。ふ、ふううううぅん‥‥!」
「く、くそっ。待ってろっ、わたしもいま行くぞ――」
 鼻歌が甘い嬌声に変わるなか、乳丘舐めに移ろうと少し顔を離したあなたの視界のなかで、ルリアがファスナーをぐいと大きく下ろし、ダイナミックなそのPカップを、無重力下に解放していた。


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