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お嬢様ブルマレイプ
【学園物 官能小説】

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お嬢様ブルマレイプ-1

 とある女子高のグラウンド。女生徒が黄色い声を上げながら体育の授業に励んでいた。
「げっ、また変なの着てる……」
「うちがいつまでもブルマだから……せめてジャージ穿かせてほしいよねー」
 濃紺のブルマから瑞々しい脚を伸ばした女生徒が不満を漏らす。無理もない、そのもはや貴重となった体操服のせいで覗きや盗撮、盗難の被害が絶えないのだ。
「はるかも気を付けなー。前もブルマ盗られたんだし、いつまでも布一枚で満足してくれるとも限らないんだし」
「えっ? は、はい……」
 華奢で色素の薄い感じの少女が、きょとんとした表情で答える。
「あー意味わかってないよこの子。やっぱお嬢様だねー」
 女子校生活しか知らない純粋培養の紛れもないお嬢様のはるかは同級生の警告の意味を完全には理解していなかった。もう盗難には気を付けようという程度の危機意識しかなかった。
 長くしっとりとした黒髪を2つ縛りにして体操服とブルマに身を包んでいる。ひと目で男を魅了してしまうその美貌は盗撮犯からも人気が高い。
「変な男に襲われたりしないようにってことだよ。はるかはかわいいんだから」
 そう言った女生徒の豊満な胸と見比べ、自分が男から興味を持たれることなんて……とはるかは自信のない考えをひそかにめぐらす。
「じゃあみんなそろそろ終わりにしてー。体育委員は片付けよろしくね」
 女教師が授業の終了を告げる。体育委員であるはるかは使っていた道具をまとめて倉庫へ運ぶ。
「はるか、手伝おっか?」
「うん、大丈夫。これだけだから。先に教室行ってて」
 体育委員のもう一人が休んでいることを心配して友人が手伝いを申し出るが、はるかはそれを断った。
 家でも学校でも、何かにつけて一人で事に励んでいると手を貸してくれる人がやってくる。うれしいことではあったが、少し反発したい気持ちもあった。


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