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美少女・三原レイ
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美少女の疼き-1

先週の土曜日、渡部紀夫のマンションに行き、紀夫に愛撫された。その後、水曜日、紀夫にメールを送った。なかなか返事が来ないので焦ったが、今日の午後、返信があった。

学期末に入るので、忙しくなりそうだ。しばらく会えない。また連絡するよ。元気でね。

11月30日、金曜日。夜の10時過ぎ。三原レイはお風呂にお湯を溜めた。母と生活している2LDKのアパートである。6年ほど住んでいる。中野区上高田・界隈では比較的、新しいアパートで、中野駅に近いわりには静かな環境にあった。

レイは高校卒業後、キャビンアテンダントの専門学校、もしくは、客室乗務員教育学部がある明空短期大学への進学を考えていた。

もしかしたら、キャビンアテンダントの職に就かず、渡部紀夫と結婚するのだろうか。
勉強机の前に座って、漠然と、渡部紀夫のことを考えていた。

(渡部先生、私と結婚したいって思うだろうか)

生理が近くなってきた感触。なんとなく、気持ちが不安定だ。葉っぱの刺繍が編み込まれた白いカーディガン越し、乳房に左の手のひらを当てがった。

(ここ……また、愛撫されたい……)

乳房を柔らかく揉んだ。
赤いリボンがいっぱい描かれた、薄手の膝丈フレアースカートの裾から、右手を潜り込ませた。ミントグリーンのタイツに包まれた内腿をそっと撫でた。

(ここも、愛撫されたがっている……)

レイは、七つボタンのカーディガンを脱いだ。水色のアンティークブラウス越しに左の乳房を揉んだ。右の乳房も――。

内腿を撫でていると、自然に脚はひらいていった。ミントグリーンのタイツ越し、恥毛を撫でて、指は恥毛の下に触れた。
美少女のもっとも敏感な秘密の塔。ナイロンの下着とミントグリーンのタイツに守られているそこは、鋭い感覚をたぎらせていた。

「あっ、あっ」

(もっと、愛撫したい……。でも、こんなことしちゃいけない……)

三原レイは、すべてを脱いで、夜の中に溶けていきたい気持ちになっていた。



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