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触れてトカサレ
【同性愛♂ 官能小説】

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公衆浴場にて-2

彼の手には黄色いタオル。来た!と俺は思った。
彼はゆっくりと体を洗い、俺の右隣へと来た。
俺は高鳴る鼓動を押さえつつ動かずにいた。
すると彼は俺の右手に自身の左手を重ね握りしめて来た。そのまま彼に身を任せているとそっと太ももの内側へと手を滑らせてきた。優しい手つきに応じるようにそっと足を開くと彼は股間へと手を這わせてきた。
俺はそれに応えるように同じように右手を彼の下半身へと這わせた。
ふと彼の顔をみると明らかに欲情した表情をしていた。
彼と目が合う。顔が近づく。彼は、
「おちんちん固くなってる…」
と言った。股間を愛撫する手を休めずにだ。
優しく股間をまさぐる彼の左手。俺も彼の股間を愛撫する。彼の顔がさらに近づく。キスされる!と思った。だが…股間への愛撫でもたらされた快楽によって抵抗する気持ちを融かされた今は彼のされるがままに任せた。
唇がかさなる。優しくついばむようなキス。俺は目を細め受け入れる。股間と唇からもたらされた快楽に身を委ねる。
次第に愛撫は激しい手コキに、キスは濃密に舌を絡めるディープキスに。
俺達は二人で登りつめる。
もう…イク…そう思った時、露天風呂の入口の戸が開く音がした。
あわてて離れて入口を見ると別の客がいた。
俺はそそくさと脱衣場へと行った。
服を着ていると彼がきて、
「また会えない?」
と言ってメルアドを交換を申し出た。
あの快楽が残っていた俺は二つ返事で了解した。


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