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ハウスマヌカンの主婦たち
【若奥さん 官能小説】

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プロローグ-1


時計は15:15だった。

「それじゃ、佳代ちゃん。後をよろしくね。お疲れ様〜」着替えを終えた9時〜15時の早番シフトの亜沙美が奥の事務所から出て、客のいない店内に戻ってきた。

横を通っていく亜沙美に「チイママ、お疲れ様〜」佳代は労いの言葉を掛けながら亜沙美のお尻にタッチし「やっぱりチイママのお尻は大きくて触り心地がいいわ。」

「何言うとる!こんな巨乳に言われとうないったい!」亜沙美はわざと博多弁で言い返しながら佳代の大きなバストを悪戯に鷲掴み、笑いながら言った。

「だってまだまだ乳飲み子を抱える身だし。飲み盛りの子がいるので〜」わざとらしく可愛さをアピールするように言い返す佳代に。

「あんたんとこの下の子はもう4歳やろ!いつまでミルクタンクなん?ただの巨乳やろ」と嫌味のように佳代が使いこなせない博多弁で言い返して再び佳代の大きなバストを悪戯に鷲掴み、笑いながら出て行った。


ここは福岡市のはずれにあるカウンター4席と4人掛けテーブルが2セットの小さな喫茶店"amity"。
オーナーマスターとママは40代だが他の事業に専念し、たまに顔を出し、カウンターに入るものの、実質的には亜沙美と佳代の二人で切り盛りしている。

野原佳代は1年前に福岡に越してきて、誰も知り合いのいない土地で知合いを増そうと、半年前から2人の子供を保育園に預け、学生時代の友人・玲子の姉で福岡に嫁いでいる後藤亜沙美の紹介でここのパートを始めた。

学生時代から佳代は玲子と玲子の姉で5歳年上の亜沙美と3人で遊ぶことが多く、亜沙美とは彼女が嫁ぎ、引っ越してからは一次疎遠になったものの、3,4年程前から再び連絡を取りあい、亜沙美の帰省時に会うようになり、今は直接の友人として付き合うようになった。
そんな亜沙美を佳代は玲子の真似をしていつからかチイママと呼ぶようになった。


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