投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

主婦亜沙美の生活
【熟女/人妻 官能小説】

主婦亜沙美の生活の最初へ 主婦亜沙美の生活 1 主婦亜沙美の生活 3 主婦亜沙美の生活の最後へ

言葉の罠-1

案内された部屋は6畳間と8畳間の寝室の広い部屋で内風呂の露天風呂まであり、お庭から川まで降りて行ける凄く贅沢な部屋で、山根はここに泊まるときはいつもこの部屋にするそうだった。

まずは汗を流そうと山根が言い、内風呂の露天温泉に入りたいと言い出せない亜沙美がモジモジしながら大浴場に行こうとすると『いつも入ってるから内風呂は亜沙美さんが使えばいい、たまには大浴場を楽しもう。夜に内風呂を混浴にすればいい(-_^)』って微笑んでウインクしながらさっさと出て行った。
笑いながら『残念だけど混浴にはならないですよ〜』と亜沙美は言い返すが山根の優しさが嬉しくて心行くまで浸かり綺麗に汗を流し、入念に化粧を直して戻ると夕食の配膳を受けながら山根が晩酌していた。

豪華な夕食でアワビのバター焼きや大分牛のしゃぶしゃぶなど並んでいる。宿泊代を払ってないこと思い出した亜沙美は『いくらですか?私の分だけでもせめてお支払いさせて下さい』
何度かやり取りした後『じゃ1万円で』と言う山根にこんな部屋で豪華な食事で1万円では済まないとわかりつつもこれ以上言っても堂々巡りなので亜沙美は1万円を手渡した。
それからは舌鼓を打ちながら夕食を堪能し、ビールや地酒を少しずつ飲んでるともう11時になっていた。
そろそろ寝ようかなぁって思ってると山根が真剣な顔して相談があると言ってきた。
「息子が大学を卒業したのに定職につかず、どうしたものか?」と。
『偉そうに言えませんが経験だと思います。何でもそうだと思いますが経験して初めて合う合わないがわかるし。是非チャレンジするよう応援してあげて下さいね、周りもきっとサポートしてくれますよ』と亜沙美はよったはずみで得意になり答えた。。

山根は亜沙美をじっと見つめ「わかりました。ありがとう。応援することにしよう。ところで亜沙美さんは運命ってあると思いますか?」
突然の意外な問いかけに驚き、真剣な山根の表情に困惑し、「まぁ、あるんじゃないですかねぇ、こうやって偶然が重なって山根さんといるので。」と誤魔化し半分に答えると山根は突然笑い出し「ははは!何でもチャレンジしろと言ってたあなたが実は運命というもので初めから結末が決まっているというのもおかしいですね」

ムッとした亜沙美は「運命はチャレンジして自分で切り開くものですよ!」
意味深な笑みを浮かべた山根は「チャレンジして切り開き、周りはサポートしてくれると?亜沙美さんもサポートを?」
売り言葉に買い言葉で亜沙美は「ええ、私にできることなら何でも。」

徳利からお猪口に酒を注ぎ飲み干した山根は意を決するように「では私があなたを抱きたいと切に願いチャレンジすると受け入れてくれるんですね?」
突然の問いにパニックになった亜沙美は「それは…」
「貴方は私がチャレンジすると受け入れてくれるんですね?」
「それとこれとは別じゃないですか・・・」
「何事も経験なんですよね?経験して初めて合う合わないがわかるって言ったのは亜沙美さんの方ですよ?」
「そんなこと言われても・・・」
「それにあなたは運命があるといいましたが、我々が今、こうして一緒に部屋にいるのは結び合う運命じゃないんですか?」
もう答えることができない亜沙美は徐々に催眠術や魔法をかけられているように山根に抱かれてもいいんじゃないかと背徳の考えが芽生え始める。

「運命は自分で切り開くものと言ったのも貴方でしたよね?」
「・・・えぇ、それはそうですけど・・・」今にも泣きだしそうな亜沙美は消え入りそうに小さな声で返事をすると突然語気を強めた山根さんは「貴方に言われた通り、私は勇気を出して運命を切り開いているんですよ?
では次に応えてくれるのは亜沙美さん、あなたの番ですよ!」
ビクンと驚きながら小さな声で亜沙美は「・・・はい・・・」と取り返しのつかない答えをいってしまった。


主婦亜沙美の生活の最初へ 主婦亜沙美の生活 1 主婦亜沙美の生活 3 主婦亜沙美の生活の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前