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衛星和誌 −Qカップ姉妹−
【SF 官能小説】

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あなたは調教士(29)-1

 そこへ――。
「あらあら、なんの騒ぎですの?」
と、配膳台を押したジャニスさんがやって来た。
(なぜ、このエリアに配膳台を――?)
 あなたは一瞬思ったが、乗っている物を見て合点がいった。
 それらは食器ではなく、装飾のついた枷の収納カバーだった。簡単な工具も乗っている。
 これは廊下などの他エリアの手枷・足枷もそうなのだが、突起になるため、危険がないよう、また美観を損ねないよう、この収納カバーが付けられていた。この作業は現在進行形で、先に設置した箇所にも、順次この収納カバーを付ける改修作業を行なっていた。ジャニスさんは、その作業中だったのだ。カバー内には固定紐をおさめており、ルリアの頼みで、足枷とプラスして後ろ手に縛った。
 あなたとジャニスさんの手ほどきによって、ルリア・ミアヘレナはその場で母乳飛ばしを始めた。ミドリは赤面しどおしだったが、ジャニスさんのほうは、
「ううン‥‥。うらやましいですわ。わたしも、ミルクを出したいです‥‥」
と、体をくねらせた。そして、
「ねえ、ドリーさんもそう思うでしょ」
と付け加え、そして、ミドリの乳首をちょんと突いたのだった。

 慣例に従って、あなたは夜、ルリアも調教時間外にも自室で可愛がることになった。これまでのジャニスさん、ミドリも継続して、だ。
 三人とつきあわなくてはならないため、あなたは、以前の倍ほどもある王宮内の広い部屋を、新しい居室としてあてがわれていた。
 ベッドは、さらに大型の、四人用の強化タイプが用意してあった。縦・横のサイズは三人用よりもさらに増し、人数の分、スプリングの面も考慮されている特別製品だった。同じく工廠製で、こうなるともう家具というより、モーター等は備わっていないものの、ひとつの装置だった。縄や手枷・足枷の取り付け口もさらに多数で、いろいろなプレイが楽しめるようになっていた。
 他に、食器棚と本棚を兼ねた、大きな台があった。新室は広いとはいえ、やはり個人用であるため、限度はあるものの、可能な限り大きな、食器棚と本棚を兼ねた特別な台が用意してあった。やはり工廠製で、振動対策も万全だった。こちらも、家具というよりは装置に近い。
 あなたがこれらを眺め渡していると、インターホンが鳴った。
 今夜も、彼女たちが慰めてもらいに来たのだ。三人揃って‥‥。

 台の上を、全裸のジャニスさんが、四つん這いで前進していた。
 ジャニスさんは、ここでついに、念願の四つん這い歩きを果たしたのだ。台の大きさは、これを可能にするためのものだった。
 これまでも、ベッド上では四つん這いになっていたし、
「そんなにしたいなら、床の上を歩けばいいじゃないか」
ともあなたは言ったものだが、彼女いわく、
「おっぱいがユサユサ揺れるところをいやらしく見てもらわないと、意味がないのですよ」
ということだった。専用台でのミドリのを見て、そしてルリアのそれも見た以上、彼女にもプライドがあるようで、そう言ってジャニスさんは、口を尖らせたのだった。
 Mカップの乳房が垂れ、腕の間で不規則に揺れている。ジャニスさんは頬から首筋を朱にそめているのだが、その顔に恍惚の表情が浮かんでいるのを見ると、それはまんざら羞恥だけというわけでもなさそうだった。
「いいぞ、ジャニス・プラスケットよ。いやらしい眺めだ」
 傍に立つルリアが、声をかける。
「おまえのおっぱい、ぷるんぷるん揺れてるぞ」
いまは追尾カメラこそないものの、見られているという意識は、やはり女の性感を高めるらしい。
「くふう‥‥い、言わないでえ‥‥」
とジャニスさんは悩ましい声で呻きながら、あなたに色っぽい流し目を送ってきた。
「来て‥‥下さい。調教士さま‥‥」
 あなたはミドリを膝の上に乗せ、その衣服の上から彼女のおっぱいをモミモミしているところだった。
「うふう‥‥。ここでやめないでえ‥‥」
 ミドリも甘えた声を出し、そうすれば引き止められるかというのか、あなたの掌を掴んで自分のおっぱいにギュッと押し当て、膝上で体をくねくねさせる。その熱く火照ったカラダは、少女ながらすでに雌のものだった。
 これから彼女を脱がせようというところだったのだが、あなたは彼女には焦らしも必要と考え、それも兼ねて、責めをルリアに任せ、ジャニスさんの裸身が妖しく光る台に向かった。
 無防備に晒された、たゆんたゆんと揺れるおっぱいにおもむろに手を伸ばし、くすぐり気味にナデナデする。
 それだけでジャニスさんは、
「はわあ‥‥はぁン‥‥。あ、ありがとうございます――ふわはああ‥‥ん」
と感謝と歓喜の入り混じった鳴き声をあげる。
 しかし、あなたが彼女のおっぱいを、元々の揺れに合わせるかのように、左右を弱めにすりあわせるかのように弄っていると、
「はぷあっ、はぷうっ‥‥。ル、ルリアさっ――」
という、ジャニスさんより大きなミドリの嬌声が、あなたの背後であがった。
「はやすっ――はやっ‥‥ぎますっ! ちょ――ふあああああっ!」
 驚くべきことに、ルリアは、わずかの間にミドリを純白のパンティ一枚の姿に剥いていた。膝上に小柄なミドリを乗せて背後から責めているのはあなたと同じだが、左腕をミドリの体に絡みつけるようにして押さえ、そしてその右手は、あなたをはるかに上回る速度で、ミドリのおっぱいを左右交互にモミモミしていた。オートパームの機械指よりも速く‥‥。
 襲われているミドリのNカップ双乳は、彼女の悶えとその速揉みのために、凄いスピードで形を変え続け、揺れるというよりは大きく振動し続けていた‥‥。
 後で聞いたところでは、ルリアは、
「あのオートパームの運指を、人間のわたしは上回らねばと思った」
とのこと。やはり凄い女だ、とあなたはつくづく思った。


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