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ビッチ狩り
【レイプ 官能小説】

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詐欺-4

 竜彦はマンションの一室に連れて行かれた。部屋の中は良くテレビで見ているようなヤクザの事務所と言うよりは架空業者が電話をかける部屋みたいな感じだ。電話がたくさんあった。その中で一つだけ高級そうな机が置いてあり、そこに一人の男が座っていた。
 「真田竜彦さんですね?」
その男は若かった。竜彦とそうは変わらないであろうぐらいの若者だった。
 「お支払いできないと言う事ですね?」
机の前で怯えながら立ち尽くす竜彦を見上げながら言った。
 「い、一千万なんて…無理です。」
男は一瞬笑ったかのように見えた。そしてゆっくりと立ち上がり急に態度を豹変させる。
 「おい!人の会社に損害与えといてバックレるつもりだったんか!?」
机をバーンと叩いた。ビクッとする竜彦。情けないが震えが止まらなかった。
 「あんた、風俗と勘違いしとんとちゃうか?報酬を貰って女性を満足させなきゃアカンのは規約に書いてあるのは読んだよな?」
 「い、いえ…」
 「読んでないってか?そりゃあアンタの落ち度だ。アンタの不注意のせいで俺らは被害を被った訳だからな。しっかりと払ってもらうからな。」
ワンクリックでない以上、確かに利用規約をしっかりと確認せずに登録してしまった自分に落ち度がある事は明らかに思えた。しかしそんな大金を払える訳がない。一体何をされるのか恐怖にかられた。
 「あんた、借金はあるか?」
 「い、いや、ないです。」
男はニヤリと笑った。
 「そりゃ良かった。じゃあ一千万なんてすぐに集められるな。」
 「ど、どうゆう事ですか…?」
男は椅子に座り煙草を吸い始める。
 「今から回収屋の2人と消費者金融巡りをしてもらう。」
 「消費者金融…?」
 「そうだ。そんで金借りて一千万かき集めて来い。1社ニ百万なら5社で済むだろ。集まるまで契約してこい。」
 「そ、そんな…」
恐ろしい話に竜彦は震え上がる。
 「それが出来ない場合はなぁ…、しょうがないから親や親戚、友達ん所へ行って肩代わりしてもらうしかないなぁ?」
 「お、親とか止めて下さい!」
 「じゃあ考えるまでもないな。早速行け。」
 「…」
納得などしていないが行くしかなかった。2人のいかちい男に連れられて車に乗り消費者金融に向かった。


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