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『初めての...』
【その他 官能小説】

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『初めての...』-2

『正直、戸惑ったよ。でもオレ、わかったんだ。
なんでこんなにモヤモヤしてたのか。なんで、最近毎日受信メールをチェックするのかがね。』
少しの沈黙。
私は鼻をスンスン言わせながら、枕に左頬を乗せてその先を待った。

『オレも、相田さんが好きだよ。ありがとう。ごめんね?』

しばらく、ワケがわからずボーゼンとし、彼からの告白をリピートして理解した私は号泣した。
ワンワン泣く私に、彼は『よしよし。ごめんね、相田さんからのメールは当たり前になってたんだ。甘えてた。自分に必要な、とても大切な人になってたのがわかったよ。
ごめんね、近くにいられなくて。抱きしめたいよ。』と言ってくれた。

『今すぐ、抱きしめに来てよ、、、。』
やっと泣き止んだ私はつぶやいた。
『目を閉じて、、、。』
私は目を閉じた。
『わかる?抱きしめてるよ?髪を撫でてるよ。、、、肩を、腕をさすってるよ。』
私は思いがけない彼の言動にびっくりしながらも、彼を想像した。

私は自分で、自分を触った。
そして、『私も早川くんに抱きついてるわ、、、。もっと、して?』
もう自分にウソをつけない。彼を感じたかった。
少し、彼の息が荒くなる。
『真希、もっと触っていいの?もう止まらないよ?背中に手を入れるよ、、、。』
初めて名前で呼ばれて、自分の手は背中に触れてないのに、ゾワっとなる。
『剛志ぃ、、、、。』私も初めて、名前で呼ぶ。
『真希、もう乳首が立ってるね。コリコリしてる、、、。』
ほぼ同時に、私は自分でそこに触れてた。
『ぁんっ!』
ほんとに、感じた。
『可愛い声。もっと聴かせて?、、、プチュッ。』彼の唇の濡れた音が、私の乳首を捕える。
『キャンッ!あぁ〜っ!』
音だけで、すごい気持ちいい。息があがる。
『こっちはどう?真希の大切なとこ、、、。』
我慢できない私の手は同時に移動し、すでに熱く濡れてる場所に触れた。
『はぁっ....!すごい気持ちイイの!剛志のも触らせてぇ〜、、、』
カチャカチャと、ベルトを外す音が聞こえた。
『グチュッ、ヌチャッ...』私、凄い濡れてる。
音があっちに聞こえてしまってるだろう。
『くっ...!真希っ!』
彼も、私に答える。
『ハァッ、ピチャッ!』
彼の吐息と唇が私を攻める。
『あぁっ!気持ちイイよぅ、、、んぁっ!』
私はあえぐことしかできない。
『真希っ!も、もう出るよっ!クゥッ、、、ッ!』
『剛志ぃ!あ、あたしもぉ〜っ!ハァン、、、ッ!』

お互いの音が、呼吸が、鼓動が、気持ちが伝わる。
『真希ぃっ!イクッ、、、ウッ!』
『剛志ぃっ!アァ〜ッイクゥ〜ッ!』
二人同時に達した。

荒い呼吸が治まった頃。
『真希、大好きだよ。オレ、頑張るから、、、。』
『私も、剛志が大好き。会いに行くわ、、、。』
二人に自然に笑みがうかぶ。
目を閉じて会話する。
同じベッドにいるみたいに、、、。

    -END-


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