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田園シンデレラ
【女性向け 官能小説】

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毎朝4時に起きて、簡単な朝食を作る。
片桐さんがその前に新鮮な野菜を収穫してきてくれて
それで簡単に朝食を作る。

ああ、炊飯器ってありがたい。
そんなふうに思ったのは初めてだ。
夜に準備しておけば、朝の4時に炊き上がっている。

新鮮な野菜には青虫がついていることもあって
始めは「片桐さん!」と呼んでいて
大笑いされたけど、今では、あらあら。なんて言いながら
素手で取ってピッと殺せるようになった。

虫がいる。
無農薬で育てるってすごい。
そんな風に思えるようになった。
虫がいるからこそ、葉も食われる。

綺麗な野菜は虫も食べないような
殺虫剤がかかっているかもしれない。

それでも、毎朝毎朝、虫パトロールは本当に大変で
1日中、畑にいても後から後からやることは出てくる。

これを今まで一人でやっているなんて
本当に野菜への愛がないと無理だわ。

朝食のお味噌汁を飲みながらそんなことを思っていたら
「シンデレラ。明日は日曜日だから休んでいいぞ」
と言われた。

「え?」
「日曜日だから。気晴らしに出かけて来い」
「片桐さんは?」
「めったに休みは取らない。虫に日曜日はないからな」
「そうですか」


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