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ビッチ狩り
【レイプ 官能小説】

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白川歩美-1

 「ごめんね、竜っちゃん。遅くなっちゃって。」
約束の時間より1時間遅れて部屋にやってきた歩美。そんな歩美に軽く答える。
 「あー、いいよ別に。急な仕事でも入った?」
歩美を部屋に招き入れる竜彦。
 「そうなのよ〜。帰ろうと思ったら昼間化粧水を買ったお客様から電話があってね、使ったら肌がピリピリするって。」
 「んでピリピリするってのは肌に合わないからじゃなくて効いてる証拠ですよって答えたって訳ね。」
 「アハッ、さすが竜っちゃん!分かってる〜!」
 「歩美と話してればそのぐらいの知識は身につくさ。」
仕事熱心な歩美は竜彦と一緒にいる時でもついつい化粧品の話をしてしまう。自ずと竜彦はその知識が豊富になっていく。
 「あー、化粧品の話をコンパとかでしてモテようとしてないよね??」
 「あ、バレた?アハハ!」
 「ダメだからね竜っちゃん!早く付き合ってよぅ。」
 「もう少し遊んだら♪」
 「あ〜あ、まだ当分セフレのままかぁ。」
 「いい響きだよね、セフレって!」
 「良くない。」
しかめっ面で睨む顔がどこか可愛らしい。大人の女の可愛らしい一面は男心をくすぐる。
 「でも歩美の事を優先してんの、分かるだろ?」
他の女と約束をしていても竜彦は基本的に歩美との約束を優先している。
 「うん。分かる。それが何とかセフレに甘んじていられる理由なんだからね? 私との約束を優先してくれなくなったら挫けるからね?」
 「分かってるよ。じゃあ飯作ってやるよ。」
竜彦は料理が得意だ。歩美も料理は出来る。しかし歩美が疲れている事を察するといつも竜彦が料理を作るのだ。
 「ありがとう竜っちゃん。今度は私が作るからね!」
 「ああ、気にすんなよ。」
年下のタメ口だが、歩美にとってはなぜか心地がいい。母性本能をくすぐられてるのだと自分では思っている。言葉は雑でも竜彦の全身から優しさを感じる歩美は惹かれてしまうのだ。
 「竜彦のスペシャルパスタ、最高〜!」
 「だろ?アハハ!」
レストランでもお目にかかれないであろう完成度の高いパスタを食べながら仕事の愚痴を話してしまう歩美。竜彦はその愚痴にも嫌な顔一つ浮かべずに一緒になって会話をする。事実、嫌でも何でもない。竜彦にとってごく自然な事だ。普段はもっとユーモラスであり男にも女にも人気がある、そんな男なのだ。


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