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人妻の匂い〜男を狂わす淫香〜
【熟女/人妻 官能小説】

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Mの魔性-3

 そして金曜日の夕方。仕事を終えバタバタと行員達は帰っていく。奈緒と翔太だけ帰る様子がなかっが、いつもの事だとみんな深くは考えていなかった。そしてすぐに2人きりになった。奈緒は一度更衣室に行き、そしてバッグを持ち戻って来た。そして客フロアーに翔太を誘った。
 「安本君、あなたは本当に頑張ったわ?仕事も覚えてすっかり優秀になった。」
面を合わせて褒められると照れくさくなる。
 「みんな部長のおかげです。部長が凄いだけで僕なんか全然…」
頭をかきながら応えた翔太。そんな翔太に普段よりも弱々しくかすれ気味の声で言った。
 「優秀なんかじゃないわ…?私は上司失格よ…。人妻でありながら部下との肉体関係に溺れて…。ふしだらな女…。こんな私をみんなが知ったら軽蔑されて当然だわ。体を使わなければ部下を育てられないなんて最低の上司よ…」
 「そ、そんな事ありません…!僕みたいなダメ人間が人並みに仕事が出来るようになったのは部長のお力です!」
本気でそう思っている。しかし落ち込む様子を見せる奈緒。そして自体は翔太の予想だにしない方向へ向かう。奈緒がいきなりボタンを外し前をはだけた。
 「わっ…」
もはや見慣れた光景のはすだが思わず目を閉じて顔を背けた。そして恐る恐る目を開けると信じられない光景を目の当たりにする事になる。
 「な、なっ…!?」
奈緒は下着をつけていなかった。代わりに奈緒の体には食い込む程に縄が巻き付いていた。驚くべき光景に翔太は唖然とする。
 「ふしだらで淫乱な自分を戒めてるの…。男が欲しくて欲しくてたまらないこの淫乱な体を…。安本君、こんなふしだらないけない上司を戒めて…?」
 「い、戒めるって…」
奈緒はしゃがんで足元に置いたバッグを開ける。それを見た翔太は更に驚く。
 「いけない上司に…お仕置きして…?」
バッグの中には手錠や鞭、蝋燭など、いわゆるSMグッズが詰め込まれていた。思わず目を見開きそれらを見つめる翔太。
 「こ、これで僕が部長を…?」
 「そう…。お仕置きして?」
 「…」
怖くなってしまう翔太。
 「で、できません…」
恐れをなすのは当然だ。仮にも上司を鞭で叩くなどと言った行為は許されるべき事ではないからだ。翔太は困惑し、そして戸惑った。


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