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好き…だぁーい好きなんだからっ!
【幼馴染 恋愛小説】

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一筋の光-4

私の悪い癖だな、一度暴れ出したら止まらない、お父さんに良く言われる。絆だって生きたいに決まってる、それなのに、あんな言い方して。

あれじゃー彼がまた坂本さんと会った時、良い迷惑だよな。

でも!あの臓器さえあれば彼は生きれる、退院して、もう二十歳までしか生きられない、何て悩む事もない。

そしたら、ずっと彼と居られる。まず退院祝いに小樽の街を散歩して、それから高校に戻って、またあの日のように美術部に復帰して、加藤クンら後輩に囲まれ部長としてまた楽しい絵を描いて。

…そして、想像すらしてなかった成人式を迎えて、ある日彼が言ってた、個展を開く自分だけの美術展を作る…、そうなれば私はそんな彼を支え応援する、大好きな絵を描く彼と
何時までもずっとずぅーと、傍に居て。

「きーずなっ!」

そんなこんな思考を巡らせつつ、暗い顔をしまい笑みを浮かべ、病室を覗く、すると。

「おうっ?」

ベットにいる筈の彼の姿がない、何処に行った?トイレか、散歩か…。そんな憶測をしていると、後ろから昨日耳にしたあどけない声を聞く。

「絆お兄ちゃんだったら、抜け出したよ。」
「えっ?」

拓海クンだ、また彼に会いに来たんだね。

「…どういう事?病院に居るんじゃ」

子供と接する為、膝を曲げ、彼と同じ目線にとなり、優しい口調で問う。

「あのね、僕が絵を見せようとしたら、外に出る格好をしててね、そして言ったの「ゴメン!拓海クン、僕…大事な用があるから、またあとでね」って…。」
「大事な用?」
「うん、ゴホッゴホッ!……、何かね、生きたいって、大切な人の笑顔を護りたいって、凄い恐い顔して……。」
「絆。」

彼、まさか……。

「あーあ、絵、見せたかったなゴホッゴーーホォッ!」
「だ、大丈夫!?」
「うん、ママに怒られるし、ベットに戻る…。」
「気を付けてね…。」

拓海クンに悪い事をしてしまったような、大丈夫かな…、絆から体調は日に日に悪化していくって言ってたけど。


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