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紅館の花達
【ファンタジー 官能小説】

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紅館番外編〜始まり〜-16

『お………およしになって………くすぐったいですわ………』
明らかに声が変わってきている。 顔もさっき以上に赤くなっているようで、私は内心嬉しかった。
牢での会話では向こうにリードされていたので、こうしてリード出来るのが嬉しい。 まるで子どものようだと自分でも思った。
チュパ――
『あっ………』
どうせなら赤ん坊にでもなってみようか? と冗談を考えつつ、乳首にしゃぶりつくとシャルナが声をあげた。
もっとシャルナのあえぐ声が聞きたい………
その欲望に任せるまま、しつこく乳首を愛撫し続ける。
チュッチュッ―――コリコリ―――
固くなった乳首を歯で甘噛みするたびにシャルナがブルブルと体を震わせる。
『気持いい?』
『…は……はい………』
正直なシャルナを嬉しく思いながら手をシャルナのショーツの中に滑り込ませる。
『あぁ………』
急なことで恥ずかしいのか顔を手で覆ってしまう。 だが、それでも私の指先はシャルナの秘所を捉えていた。
(………まだ、あんまり濡れてないな。)
処女だからか、シャルナの秘所はヌルヌルとした感触こそあるが、まだ穴は指すら入りそうにない。
そのためまずは指をくわえて唾液で濡らし、ひだをそっと擦り始めた。
『んっ………あっ………』
『自分でしたりしないの?』
往復しているとシャルナの体はビクビクと痙攣している。
『………あ……ありませんわ………』
どうやら、何から何まで初めてのようだ。
さっきより愛液が出てきたため、それをすくって………
『………ひぁぁぁ!!』
ピ〜〜ンとシャルナの体がのけぞる。 私の指先が陰核を弾いたのだ。
『気持いいだろう? ここが一番敏感なんだよ。』
シコシコと擦りあげるとシャルナは溜らず声をあげて私にしがみついてきた。
『やっ………駄目です………そんな………こんなのぉ………』
だが、私はそんなシャルナを引きはがして乳房を舐める。
また乳首をしゃぶるとさっきよりも激しく吸った。 もちろんその間指先は陰核を集中攻撃している。
『くっ〜〜ああぁ………だめぇ………紅様………私………気をやってしまいます………くぅぅぅ!!』
力ない両手が私を離そうとするが、私はさきにトドメをさした。
ギュッ………クリクリクリ………
チュゥゥゥ〜〜〜!!
『ひっ! ふあぁぁぁぁぁ〜〜〜!!』
シャルナの嬌声があがり、硬直する。
『あぁぁぁぁ………はぁっ………』
硬直が解けて、ドサリとベットに横たわるシャルナ。
私は服を脱ぎ、熱く、固くなった男根を持ち、シャルナの穴に狙いを定める。
だが、一度イッたにも関わらず、以前としてシャルナの穴は狭く、愛液の分泌も十分でない。
このままではかなりと痛みを伴うだろう………
『なんとか濡らせないかな………』
自分の男根か、シャルナの穴を。
そうこう考えていると快感の余韻から醒めたシャルナがそっと私の下半身に顔を近付ける。
――パクッ!
『うわっ!!』
突然男根を暖かい感触が包み、とっさに射精しそうになった。
シャルナが男根をくわえこんだのだ。
『シャルナ………』
フェラなど知らないシャルナが、それでも必死になって私の男根を舐めているシチュエーションに急速に男根に熱が溜って行くのを感じた。
『シャルナだめだ、離して………出る!』
口内は不味いだろうとシャルナの顔を男根から離すが、逆効果だった。
離れる際にシャルナの舌が思いきり男根の裏を舐めあげたため、一気に爆発してしまったのだ。


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