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Purple woman
【二次創作 官能小説】

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Purple wedding-10

―――ビリッ・・・ビリィィ・・・・

ルールーの下腹部から布地が引きちぎられる音がしていく。


脱がしていくのがもどかしくなったのか、キッパの手がルールーのショーツを強引に引き裂いていく。これには流石のルールーも慌ててキッパを止めにかかる。



「ちょっ・・・やめてっ、キッパ!!私にはこれから式が待っているのよ!!」



「・・・時間が惜しい、替えくらいあるだろ」



「そ、そんな・・・ぁあ・・・・」



ルールーの肩口に顔を埋めるチャップの表情には、 限られた時間を惜しむ気持ちと、
誰かが部屋に入ってくるまでにルールーと1つになろうとする焦りとがありありと分かった。








それ以上ルールーの躊躇いや反論を封じ込めるように、
チャップの唇が再びルールーのそれを塞ぐ。

押し入るようにして侵入してきた舌に対し、
気づけば当たり前のように舌全体で迎え入れ、無意識の内にも自分の口腔内で愛撫を施してしまっているルールー。




―――カチャカチャ・・・



―――トサッ・・・・・

―――パサァッ・・・・・



口づけに没頭していたルールーの耳に、キッパのズボンのベルトが外れ地面に落ちる音が入ってくる。

否応なく次の展開を予測し待ち受けるルールー。

既に自分が“結婚式前の新婦”であるという意識もたしなみも思考の端に追いやられてしまっていた。




ショーツに覆われていない黒い茂みに熱を持った肉の塊が微かに触れる。

肉棒がざらざらと茂みに擦れる感触に、
ルールーは一瞬息を飲んだ。




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