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マリッジブルーな彼女
【OL/お姉さん 官能小説】

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新婚間もない若妻と-2

 今度は前回の店ではなく、本格的なコース料理を出すような店です。重圧から解放されたのでしょう。彼女はよく飲み、よくしゃべりました。私への信頼が増したのでしょう。頻繁にからだに触り、あきらかに甘えるような仕草さえ、見せ出しました。
 私は話を聞いていましたが、うわの空でした。このあと彼女をどう料理してやろうか。そのことばかりが頭を占めていて、話に集中できません。
 それでも食事のあいだは紳士的にふるまい、なんとか下心は隠しおおせました。問題はここからです。
 確実に彼女との距離は縮まりました。しかも実に良い雰囲気なのです。
私はホテルに誘うタイミングを見計らっていましたが、まだ早いと判断しました。ここで拒否されればすべてが水の泡です。あくまで計画は慎重でなければなりません。
近くにあるバーで飲みなおすことにしました。彼女も飲み足りないようすで、すぐに同意します。これが功を奏しました。
 バーを出る頃には私は彼女の腰に手をまわしていました。エリは抗うどころか、私に身を預けるようにしています。
休んでいこうか。私の提案に彼女はゆっくりとうなづきました。
 ホテルに着くやいなや、彼女を押し倒します。酔いが醒めたのか、部屋に入る際、彼女が少し躊躇するようすをみせました。これは速攻で勝負をつけなくては。
しかし、がっついてはいけません。はやく身ぐるみをはぎたいのですが、ここは我慢して抱きしめるだけに。そして長いくちづけをかわします。
 彼女の身体から徐々に緊張が解けていきます。私の求愛を受け入れてくれたのか、情熱的な舌のお返しが。ほんのりと甘いかおりに混じってアルコールのにおいがしました。
エリの服に手をかけます。軽い愛撫をくわえながら、脱がせにかかります。
シャツの前を全開にして、スカートを捲り上げます。ところが下半身を露出させたところで、私の手をやんわりと押しのけてきました。
 覚悟を決めたのか、彼女は起き上がり、俗に言う女の子座りの体勢でスカートのホックをはずします。次にエリが手をかけたのは肌とストッキングの継ぎ目の部分でした。女性がパンストを脱ぐ瞬間というのはなかなかお眼にかかれるものではありません。私はしばらく手を休めて、若いからだを鑑賞することにしました。
おそらく家でもそうしているのでしょう。脚を抱え込むような格好でストッキングをずらしていきます。年齢的にもムチムチとピチピチの合わさった、良いとこ取りのなま足は最高の触り心地にちがいありません。
その作業を終えた彼女が後ろを向きました。今度は後ろ髪をかき上げ、ブラ紐に指がかかります。
はらりと落ちた薄布をベッドの隅に押しやると、彼女は胸を隠したまま、横たわりました。まだ一枚残っているのですが、そこは恥じらいなのか、私の行動を待つようです。
「素敵な下着だね。僕のために用意してくれたの」とささやくと、ちがいますとすぐに反論が。
 その声に自責の響きがあることに私は満足しました。あっさりと股をひらくビッチに、時間と金を使ったわけではないのです。
胸をかばう細腕をやさしく、はずすと薄桃色の蕾が。手の平を使って刺激を与えてやると、彼女のくちびるから熱い吐息が。そして、むくむくと乳首が立ってきます。
小ぶりですが、感度のいいおっぱいです。この歳にして思うのは、女にとって胸の大きさは大した重要事ではないということ。他にもお楽しみは一杯です。
それにしてもきれいなからだです。雪のような白い肌にしっとりとした質感。むしゃぶりつきたい衝動におさえながら、彼女の全身を丹念に愛撫しました。あくまで、そっと触れるだけのフェザータッチで。変態的な行為をおこなうのはこの獲物を完全に堕としてしまってからでも遅くはありません。
 焦らすような愛撫に耐えかねたのか、彼女自身がからだをひらくのがわかりました。もう少し、この肌ざわりを楽しみたかったのですが、かわいそうなので入れてあげることにします。
淡いブルー系のパンティーを剥ぎ取ると、彼女のなかにゆっくりと侵入。ただ、これで目的達成というわけではありません。
ゆっくりと腰を送ってやると、すぐに彼女があえぎだします。そして私にしがみついてきます。
私の動きに合わせるように、彼女自身も動いているようでした。
おそらく、若い夫婦で一本調子のセックスばかりなのでしょう。なんの工夫もない単調な動きです。
無論、そんな遊びにつきあうつもりはありません。腰の動きにリズムをつけ、ときには強く、ときには速く、突いてやると、先ほどとはあきらかに違う反応が。
「こんなの、はじめて。ああッ」と言って、顔を紅潮させます。
つながったまま、彼女のくちびるを奪います。どうやら私の要求に応じる余裕はないようで、すぐにキスが解けてしまいます。
 しばらく腰を打ち込むことに集中していると、エリはあっけなくアクメを迎えます。
私の背中にまわした指が爪を立ててきました。内心おどろきましたが、知らぬ顔でもう一段深く突いてやると、やわらかいからだが棒のように硬直します。
ほんの数秒ほどすると、エリの身体が私から離れていきます。力が抜け、文字通りベッドのに沈みこんだようでした。
はあはあと荒い呼吸を繰り返す彼女がいとおしくなり、ふたたび唇を塞いでやります。
そうすると、うっすらと目を開けた彼女が言うではありませんか。
「わたし、こんなつもりじゃ、、、」
そして、眼を閉じたと同時に一筋の涙が。
ああ、最高ではありませんか。
もちろん、このまま帰すつもりはありません。夜はまだ長いのですから。


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