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マリッジブルーな彼女
【OL/お姉さん 官能小説】

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新婚間もない若妻と-1

 ようやく女性の扱いがわかってきました。
 もっとも、女心とやらはあいかわらずさっぱりで、あくまで身体だけの話です。
皮肉なことに結婚してから、もてるようになりました。なぜ結婚しただけでこうも女性側の警戒心が薄くなるのか、私には理解できませんが、ある種の信用を得たということなのでしょう。
 遊ぶのは専ら人妻です。女っていうのは良い意味で打算的ですから、最終的には家庭を取ります。だから後腐れなく楽しめるのです。
 そんな私ですが新婚ホヤホヤの若妻に手を出すのは、はじめてです。しかもそれは会社の人間だったりします。
 彼女はエリといいます。年齢はたしか今年26歳のはず。
すらりとした長身で、少しやせすぎのきらいもありますが、以外にしっかりした腰つきとなかなか量感のある下半身はそそるものがあります。
 結婚が決まってから、明るい色に染めていた髪を黒にもどすと、おちついた歳相応の女の顔になりました。どちらかというと童顔で、色気にかけるところがありましたが、いつのまにか新妻の色香のようなものもただよわせるようになっています。
 しかも、近々寿退社するという噂が。会社の女に手を出すと、後が厄介だと腰が引けていた私にとって、それは千載一偶の好機と思えました。
 さて、どうやって、仕掛けようと考えていましたが、オーソドックスに食事に誘うことにしました。ただ、普通に誘っても断られるかもしれません。
 職場の同僚といっても、部署がちがいますし、たんなる顔見知りにすぎません。唯一の救いは彼女の入社面接に私が立ちあっていることくらいで、仕事とはいえ、多少の面倒はみてあげてますから、そう悪い印象は持たれていないんじゃないかと。
 そこで、まずエリとの接点を探すことにしました。彼女の仕事を細かくチェックしていきます。そして、何点かミスをみつけます。
 それを指摘してやると、みるみる彼女の顔が青くなりました。
 別にエリと恋愛するつもりはありませんが、まず好意を持ってもらう必要があります。 それには間違いを教えるだけでは不十分です。頼りがいのあるところをみせなければ。
 もともと責任感の強い性格のようで、そのへんをうまくくすぐってやると、「やり直します。どうやったらいいか、教えてください」
 相談にのるけど、食事をしながら、どう?なんて話を向けると、一発返事でOKが出ました。
 食事の席ではほとんど私が聞き役になり、彼女の話を聞きだしました。仕事上の悩みから、果てはプライベートのことまで。
 酒が入ったこともあり、彼女も饒舌に。結婚する彼とは結構長いつきあいとか。こういう情報収集は欠かせません。
 おそらくHもマンネリでしょう。問題が解決したら、お祝いにこよう。そう約束をとりつけて、店を出ました。
 彼女の犯したミスというのは取り立てて大きなものではなく、私の裁量のなかで始末できるものばかりでした。
 ただ、それを彼女の手で直させないといけないのが面倒なところで、あくまで私は助言するだけ。ふたりの共同作業ということにして連帯感を植えつけるのが主たる目的です。
 問題が解決すると、約束どおりふたりで祝杯をあげることにしました。 


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