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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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妄想する由香里-1

【妄想する由香里】

由香里は初め、スマートフォンを握りしめた優子が何をするのか知らなかった。しかし、優子がそのスマートフォンのライトを、淫部に当てた瞬間に、由香里の淫乱なスイッチが入った。

「はあ、はあ、【痴漢専用『特別』車両】へようこそ。はあ、はあ、今日は痴漢してないでしょ。はあ、はあ、だからあたしのおまんこ使って痴漢して下さい…」

さらなる優子の言葉と動作で、由香里のテンションは一気に上がった。

「『特別』車両ですって!やらしい!やらしい!やらしい!」

興奮で声を上げた由香里はノーパンの股間に指を這わせた。クチュリと割れ目に指が食い込んだ瞬間、由香里の脳裏に、自分に合う『特別』なバリエーションが浮んだ。由香里はそのままその妄想にのめり込んで行った。

【痴漢専用車両】に関わる以前の由香里は、大人しそうな見た目の通り、気弱で生真面目な性格だった。

だが、実際の由香里の性格はそれだけでは無かった。由香里には、見た目からは想像も付かないほどの淫乱さを隠し持っていたのだ。

由香里の生真面目な部分は、自分のその淫乱さに悩んでいた。いけないと思いつつ、生徒を性の対象として妄想し、淫らな女体を弄り快感に硬直させては、自己嫌悪に陥る日々を繰り返していた。

しかし、幾ら反省をしても、抑制しようとすればするほど、淫乱な妄想は大きく膨れ上がり、それに伴う自慰行為を止める事はできなかった。

由香里の務める中学校は自宅から近い。普段は自転車を使い、雨の日はマイカーで通勤していた。そんな由香里だったが、ある研修会に出席するために満員電車に乗る機会があった。

その電車の中で由香里は痴漢に遭った。過去にも尻を触られたり、胸を撫でられる程度の痴漢をされた事があった。気の弱い由香里は声を上げる事も無かったが、実際に服の上から撫でられる程度以上の被害は無かった。

しかし、この日の痴漢は今までと違った。初めはスカートの上から尻を撫でていた男の手が、由香里が何も言わない事をいい事に、大胆にも由香里のスカートの中に入れてきたのだ。由香里は汗ばむ手で内股を触られ、尻を撫で回された。

恥ずかしさと恐怖で声も出なかった。身を強張らせる由香里の様子を窺いながら、男はどんどん大胆になっていった。尻を撫でながら、もう一方の手を、女体の前の三角地帯に這わせてきた。

「うっ…」

下着の上からゆっくりと三角地帯を撫でた中指が、淫部を収めた割れ目の位置を捉えた。男は下着の上からその縦スジに中指を喰い込ませてきた。

「ひっ…」

驚きで腰を引こうとしたが、尻を撫で回す男のもう一方の手がそれを許さなかった。男は由香里が騒がないのをいい事に、由香里の耳元で囁いた。

「足を開け」

耳から伝わる渇いた声に、由香里はビクッと震えた。しかし幾ら強要されても、そんな事ができる訳は無かった。

反射的に内股に力を入れた由香里だったが、それで男の指が諦める事は無かった。

しっかりと閉じられた割れ目をこじ開けるように、男は中指に力を入れて指を執拗に動かし続けた。

敏感なクリトリスを強く刺激され、その痛みに由香里の恐怖が増していった。尻を撫で回す男の手が、『抵抗するな』とばかりに尻を強く抓った。由香里はその恐怖と痛みに屈してしまい、足の力を抜いてしまった。

由香里の抵抗する力が弱まった途端、男は下着の中に指を入れて、そのまま由香里の割れ目に喰い込ませた。男の予想に反して中指は、さしたる抵抗感もなく、ニュルリと縦スジに納まった。

由香里の女体はしっかりと反応していたのだ。男の指先が蜜の溢れた淫口に入った途端、由香里の口から甘い吐息が漏れた。

「はあん…」

男もそうだが、当の由香里も自分の声に驚いた。その声が余りにも大きかったからだ。

「痴漢だ!」

異常を察知した周囲の者達が、男の手を掴んで取り押さえた。

「大丈夫ですか?」

優しく声を掛けられた由香里だったが、どうしていいかわからず、その場で泣きだしてしまった。


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