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人妻の匂い〜男を狂わす淫香〜
【熟女/人妻 官能小説】

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恥辱-1

 「ほら入れ。」
奈緒の背中を押す田宮。他の行員が帰り二人きりになった銀行内で連夜行われる事になる夜の松上奈緒教育。背中を押され入ったのは男子便所だ。
 「男好きの奈緒にはここが一番相応しい場所だ。」
田宮が入り男子便所のドアがバタンと閉まる。もはや自分が淫乱な女だと思い始めた奈緒には、田宮の言う事を聞かなければならないという意識が芽生えていた。いわゆる逆らえない状況だ。男を求める自分が悪い…。そう洗脳されてしまったのかも知れない。それに田宮には他言されては困る事実をいくつも握られている。奈緒には田宮を拒む事は出来なかった。
 「これから君には男を興奮させる事がどんなに恥ずかしい事なのかを学んで貰う。松上奈緒という女がどんなにふしだらで淫乱な女かという事を客観的に見て自覚するがいい。」
田宮はハンディカムを手に奈緒にそう言った。不安げに俯き立ち尽くす奈緒。昼間いつものように紳士的に仕事をこなしていた田宮の別な顔に恐怖を感じていた。
 「じゃあ始めるか…」
田宮はハンディカムを構え奈緒を映す。
 「小便器の前に立ちなさい。」
 「はい…」
たどたどしく歩き小便器の前に立つ奈緒。
 「パンティを膝まで下げなさい。」
 「えっ…?」
驚き振り返るとカメラが向けられている状況にとっさに顔を背ける。
 「どうした?早くパンティを下げなさい。」
 「…」
奈緒は戸惑いながらもスカートの中に手を入れゆっくりとパンティを膝まで下げた。
 「今日は黒か…。フフフ、僕にこういう事をされると分かったていながらそんなセクシーな下着をねぇ?ククク。」
恥ずかしくなる奈緒。確かに田宮に今日もこういう事をされると分かっていたが、人目にさらすのにボロい下着をつけるのも恥ずかしいし、セクシー過ぎてもまた淫乱な女だと言われる。悩んだ末にさほど古くないこの下着をチョイスしたのだ。決して誘っている訳ではないが、否定する意味がないと感じた奈緒は無言を貫いた。
 「スカートを上げて足を軽く開いて。」
 「…」
 「上・げ・ろ?」
少し苛ついた口調に、奈緒はゆっくりとスカートを捲る。そして足を開く。ハンディカムで撮りながら近寄る田宮。
 「いい尻だ…。ククク。」
手を伸ばしギュッと掴む。
 「キャッ!」
ビクッとする奈緒が振り返るとハンディカムを下に構え尻を見上げるように撮影していた。
 「具が見えてるよ、具が!エッロいなぁ…」
顔を赤くする奈緒。田宮は回りこみ前を撮影する。
 「猥褻なマン毛だ。」
そう言って後ろに下がる。
 「奈緒、小便しろ。」
 「えっ!?」
耳を疑うような言葉に驚く。
 「そこでオシッコしなよ、早く。」
 「で、でも…」
男性の小便器で用を足した事などない奈緒はどうしていいか分からない。
 「ほら、足を屈めて前方に飛ばさないと床にこぼれるぞ?足を屈めろ。」
 「…」
戸惑いながらも足を屈める奈緒。
 「自分で飛ぶ角度ぐらい分かるだろ?ちゃんと狙いを定めて出して見ろ。」
もう待ち切れんばかりにカメラを向けてくる田宮に奈緒は躊躇う。


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