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若奥様は黒ん棒がお好き
【若奥さん 官能小説】

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若奥様は黒ん棒がお好き-7

 美沙は必死にジョンにしがみつき、尻を盛んにくねらせながら猛攻を女芯に受け止める。ジョンの腰は上下運動だけではなく、斜めからの突き上げや円運動も交えて、まんべんなく女肉を剛直で刺激する。
ジョンの身体に顔を突っ伏した美沙はギュッと目を瞑り、歯を食いしばっていた。何も見えず何も聞こえず、ただひたすら熱く濃厚な快感に意識を集中させ、味わい、むさぼっていた。ジョンは美沙の尻肉をわっしとつかみ激しい抽送運動を繰り返す。

「もっと、もっと頂戴っ!」

美沙の腰がくねる。くねりにくねる。そして彼女は、ふいに半身を起こすと巨砲を飲み込んだまましゃがみ直し、競馬のジョッキーのような体勢をとって激しく腰をバウンドさせ始めた。

「ぐっううううぅっ!」

美しい顔を真っ赤に染め、髪を振り乱しながら黒い奔馬を乗りこなす美沙。ジョンも負けじと腰を突き上げ、二人の接点からはしぶきが上がり、グプッ、グポッという濡れた音が漏れ、時折ブブッと響きを立てた。

「もう…、もう……、だめえぇ〜〜〜〜!」

黒人特有のバネのある腰遣いで肉茎をシャッフルさせられ、美沙は限界点まで追いつめられた。そして、ジョンが美沙の尻を跳ね上げるような激烈な突き上げを繰り出したとたん、

「ぐふっ………………………………!!!」

美沙は悶絶し、半身をのけぞらし、硬直した。ジョンのペニスがグッグッグッと灼熱の秘肉に噛みしめられる。白い尻がブルルルッと痙攣する。愛の間欠泉が黒い睾丸を濡らす。そして、狂おしい絶句……。
 今宵最高のアクメが美沙を襲っていた。尻の痙攣が脚や腕にまで波及し、細い首に血管が色濃く浮き出ていた。
 しばしピンクの彫像と化していた美沙だった。が、

「ぐっ……………………、ハアハアハアハァ……」

長い潜水からようやく浮かび上がったかのように肩を上下させて息をつき始めた。その全身はバラ色に染まり、汗が滝のように流れ落ちていた。満足しきった美沙の顔には激しい運動の後の火照りと共に安らぎの色が漂っていた。

 ところが、その安堵の表情が徐々に歪み始めた。頭が揺れ、乳房がさざ波を立てた。それはジョンの律動のせいだった。完全に逝ったはずの美沙を彼はまだ解放しなかったのだ。またもや繰り返される黒い激震。美沙は壊されてしまうのではないかという軽い恐怖さえ覚えた。
 しかし、心と身体は裏腹なもの、巨大な怒張が掻き鳴らす官能の旋律に、すぐにうっとりとなり、思わず腰を使い出す。美沙は我が身の業の深さを思い知った。思い切り腰を突き上げるジョンの責めに、また陥落しそうになる美沙だったが、何を思ったかジョンはズポッと音を立てて大筒を引き抜くと美沙を組み敷く形に体位を入れ変えた。フィニッシュはやはり正常位がいいのだろう。美沙も賛同し大きく股を押し開く。

 眼前にいきり立つ怒張からは陽炎が立ち上っているようだった。そんな見事なペニスをあらためて目の当たりにして、美沙の膣口から新たな滴りがドクリッとこぼれた。
 おもむろに亀頭を秘裂にあてがうと、ジョンは笑いながらこう言った。

「ファイナルステージ」

ジョンが腰を沈めると、亀頭は陰唇の軽い抵抗にあって横にひしゃげたが、すぐにズルンと分け入った。思えば、初めはあれほど挿入に難儀したのに、今では普通に飲み込める。やはり女体の神秘なのだろうか。そんな思いにふけるまもなく、ジョンの律動が始まった。
 M字開脚の女体の、もはやこなれて滑りのいい膣に大魔羅をぶっすりと突き刺し、彼は両腕両脚をピンと伸ばして伸身の性行為を行なった。
 リズムよく下半身が上下し、黒いくさびがズムッズムッと淫洞に打ち付けられる。今夜の美沙はかなりな量の水分を膣から絞り出していたが、汲めども尽きぬとはこのことで、太魔羅で撹拌されると新たな淫水がジュクジュクと溢れ、尻穴のほうまで滴り落ちるのだった。
 この体位は疲れるだろうに、テンポのいい抽送運動は3分以上も続き、黒人の身体のバネと粘りを思い知らされた。美沙の蜜壺は度重なる摩擦で少しひりひりしてきたが、感度も益々向上していて、ジョンの一突きごとに「あっ」「うっ」「ぐっ」と喜びの声を上げていた。

 さらに数分このダイナミックな餅つきは続いたが、さすがにジョンもこの体勢が疲れたか、膝をつくと巨砲を根元まで女の深淵に沈み込ませたまま下半身を小休止させた。しかし手と口は休むことなく美沙の乳房を愛撫した。全身が敏感になっていた美沙は胸への施しもいつになく感じるらしく、ジョンの頭を両手でつかんで身をよじった。
 彼は右手と唇で乳首を翻弄したまま、左手でクリトリスをいじりだした。絶頂では引っ込む小さな豆も、高原期の今は大きく膨らみ、ジョンのいたずらで更に硬く飛び出した。加えて巨根が子宮の壁をすりこぎのようにゆっくりとこね回すと、美沙の顎はグッと反り返り、あまりの快感に声も出なかった。激しい出し入れもいいが、このようにねっとりとしたセックスは一味違っていた。陰核の痺れるような快感と子宮の重い快感とがミックスして、美沙は緩やかにエクスタシーへの階段を登っていた。
 ジョンは彼女の反応のクレッシェンドを楽しみながら、粘っこく攻め続けた。やがて美沙の下腹部が小さく痙攣し始めると、膣の筋肉の強く断続的な収縮が始まった。美沙は声も発せずアクメを迎えた。寡黙な絶頂だったが、痙攣が全身まで広がり、歯を食いしばった顎がガクガクと揺れた。そのあとはしばし放心状態の美沙だった。

「OK? ベイビー?」

頬を軽く叩かれて、美沙の瞳の焦点がようやく定まりだした。


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