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若奥様は黒ん棒がお好き
【若奥さん 官能小説】

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若奥様は黒ん棒がお好き-5

 ジョンはまた、黒魔羅を締め付ける膣襞を楽しんだ。女の体温が男根に染み込んでくるようだった。
 美沙は歯を食いしばり、目をぎゅっとつぶって、しばらく息も止まっていた。が、やがて大きく喘ぎ、目を見開くと、酸素を求めて荒々しく呼吸し始めた。真っ赤な顔で汗みずくになりながら深呼吸を繰り返す美沙の頬に、ジョンは愛おしげにキスをした。それは優しいキスだったが、それに相反するような猛々しい陽物はまだ美沙の下の口にキッチリとはまっていた。快楽の深淵から徐々に浮かび上がってきた美沙だったが、その瞳は充血でロゼワイン色に染まり、奥二重だったまぶたが腫れぼったくなって、くっきりとした二重になっていた。それは強烈なアクメの痕跡だった。

 ようやく焦点が合ってきた美沙の目がとらえたのはジョンの目配せだった。何の意味なのかと思ったが、それは試合再開の合図だった。膣の中で満を持していたペニスが、ゆっくりとスライドをし始めた。絶頂の収縮から回復した女陰は、ほどよい締め付けで黒いシャフトを包んでいる。ジョンのピストン運動はすぐにリズミカルになり、亀頭が子宮口を間断なくノックする。その刺激によって、美沙はまたもや濃厚な甘美の渦の中に巻き込まれていった。
 しばらく正常位で励んでいた二人だったが、ジョンの催促でバックの体勢に変わった。このスタイルは、ことのほか長竿の威力が感じられる体位だった。ヒップを突き出した分、黒い棒をより一層深く迎えられる。正常位では十分に突けないゾーンまでプラムの先端が侵略するのだ。そして快感もまた新鮮なものがあった。子宮の壁を圧迫するとポルチオ神経というものが刺激されて深い快感を生み出すということは美沙も何かの本で読んで知っていたが、正常位での圧迫とバックでのそれとは次元が違っていた。挿入が深い分、押し込む力も強く、味わいも濃いのだ。

 ジョンはゆっくりとしたストロークで腰を振っていた。見事な長尺物は、豊かな量感で美沙の熱い膣壁をこすりあげている。露わに突き出された膣口は、しっかりと黒い延べ棒を咥えてはいるが、ジョンが思いっきり腰を引くと、亀頭が半分露出し、愛液がしとどに掻き出された。美沙の目はトロリと半眼になり口元は淫靡な笑みにひきつり、深い快感を心ゆくまで堪能していた。ジョンの腰の動きが激しくなると美沙はたまらず甲高く愉悦の声を上げる。ラブジュースにまみれた黒い男根が秘肉に深くめり込んだかと思うとすぐに陰唇を開かせながら半身を現す。そんな動きがいつ果てるともなく続く。

 やがて、30センチ近い怒張が余すことなく蜜壺に収まり始めた。膣の深さは約7センチだというのに、時間をかけて押し込まれていると、さしものロングサイズも全て呑み込まれるのだろうか。美沙の女陰に大物を受け入れる素質があったとしても、これは女体の神秘だった……。
 ジョンの下腹部と美沙の臀部が当たるパンパンッという音に呼応するように、彼女の豊かな乳房が激しく揺れ動く。美沙は快感の高原期を狂おしく漂っていた。視点は定まらず、自分がどんな言葉を発しているのかも分からず、ただ快楽に翻弄されていた。ジョンが勢い余ってペニスを飛び出させてしまい再挿入したために空気が膣に入り、ブブッとオナラのような音をたててしまったことも美沙には分からなかった。
 しばらくペニスを奥深く挿入して腰の円運動を繰り返し、膨らみきった亀頭で子宮の壁をまんべんなく刺激してポルチオ感覚の醍醐味を美沙に味あわせていたジョンだったが、

「カモン、ベイビー」

一言つぶやくと美沙の尻を鷲掴みにした。そして今まで以上に力強く腰を打ち付け始めた。たまらず溢れる愛液が美沙の局部で飛沫を描いた。極太のシャフトが猛スピードで往復する。

ズボッ、ズボッ、ズボッ、ズボッ、ズボッ、ズボッ、ズボッ、ズボッ、ズボッ、ズボッ!

巨根にこのように責め立てられてはたまったものではない。快楽(けらく)のうねりが津波と化して彼女を襲った。

「だめだめだめ! ……………………だめえ〜〜〜っっっ!!」

美沙の指がシーツを巻き込んできつく握りしめられた。高原期から一気に絶頂期へと突入した美沙は激しく尻を震わせ、顔をベッドに突っ伏してそのまま吠えた。くぐもった叫びが短い間隔で何度も繰り返され、新たに吹きこぼれた潮でベッドに大きなシミが広がった。

 ぐったりとなった美沙は四つん這いの姿勢もとれず、だらしなくうつ伏せに四肢を投げ出していた。しかし、ジョンはつながったまま、ゆっくりとピストンを続けている。これまで三度、自慢の逸物で美沙を逝かせたが、ジョン自身はまだ射精には至っていなかった。ジョンはその持ち物も凄かったが、持続力という点でも並々ならぬものがあった。膣の締まりのけっして悪くはない美沙を相手に、もう40分近くも挿入しているのに漏らしたものといえば先走りの液だけだったのだ。そんな彼もそろそろいきたくなったようだった。

 一度長い抜き身をゾロリと引き出して、ぐずる美沙の尻を上げさせ四つん這いの体勢をきちんと取らせると、また長大なペニスをズブズブッと蜜壺の中に埋没させていった。そしていきなり早いピッチで腰を振り始めた。エクスタシーの余韻も醒めやらぬうちに新たな律動を子宮に感じて美沙は戸惑ったが、女の身体は貪欲に出来ているらしく、すぐさま甘い疼きが膣内に充満し、ジョンの猛りに秘肉が淫らに絡みついていった。


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