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若奥様は黒ん棒がお好き
【若奥さん 官能小説】

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若奥様は黒ん棒がお好き-3

 汗で貼り付いたシャツはそのままに、ズボンを脱ぎ、パンツを取り去ると、美沙の呼吸が止まった。視線が屹立する黒い棒にからみついた。

(なんて見事な………)

 美沙は生唾を呑んだ。長さは菜箸ほどもあり、太さは美沙の手首、いや、それ以上。巨砲の先には暗紫色のプラムのようにつややかな亀頭がぐっと傘を開いている。想像以上の立派な男根だった。こんなのが中に入ったら、と思うと美沙は秘壺がジュンと甘く疼き、思わずその場にへたりこみそうになった。そんな彼女をひざまずかせると、鼻先にジョンは己の分身を近づけた。生臭い男の匂いが美沙の鼻孔に飛び込む。日本人のそれとは違う、もっと濃厚な獣臭さがあった。ジョンはさらに腰を突きだし、しゃぶってくれと態度で示した。

 美沙はまず、両手でシャフトをしっとりと握った。両のこぶしからさらにはみ出すこの長さ。彼女はほれぼれとしながら先端に軽くキスをした。そして大きく膨らんだ亀頭のあちこちにキスをしてから、長大な竿をゆっくりと舐め回した。そして、口を大きく開けて怒張を頬張ると、献身的なフェラチオを開始した。卑猥な湿った音が延々と続く……。

 ジョンはしばらく低く呻きながら美沙の奉仕に身をゆだねていたが、軽く美沙を押し戻すと、ベッドルームへ行こうという意思を示した。上気した顔で美沙は立ち上がると、ジョンに寄り添い寝室へと案内した。廊下を歩く時、ジョンの硬いままのペニスがゆらゆら揺れるのを見て、あらためてその長さを実感した美沙だった。そして、これから、肌の色の違う男と渾身のセックスをしようと思っている自分の淫乱さを、まざまざと思い知る美沙であった。

 衣服をすべて脱ぎ捨てて、二人はダブルベッドに倒れ込んだ。まずは熱い接吻をやり直し、続いてシックスナインの体勢になった。美沙が上になって巨砲を口に含み、ジョンが仰向けの体勢で秘唇を吸う。シャフトをいやらしく舐めあげる美沙に対し、ジョンは長い舌で女陰全体をベロベロと舐め回した。美沙がジョンの尿道口を舌先でチロチロと責め立てると、感じるのか亀頭がヒクヒクとうごめく。ジョンも負けじと舌先で美沙のクリトリスを小刻みに攻撃する。お互いの攻防はしばらく続いたが、先に悲鳴をあげたのは美沙のほうだった。勢いづいたジョンはその長い舌を美沙の蜜壺に思い切りめり込ませた。

「うううっ!」

美沙はもうペニスが入ってきたのかと錯覚した。それほどジョンの舌は太く長かった。鼻先が肛門に密着するほど口を秘部に押しつけたジョンは、美沙の中で舌を激しく暴れさせた。快感の波に彼女の尻が左右に振られる。じゃじゃ馬な尻をジョンは両手で押さえつけると、舌をすぼめて膣口にピストンさせ始めた。美沙はジョンのペニスへの攻撃を忘れ、ただ巨砲を握りしめたまま、硬い舌との性交に酔いしれた。

ズルルルッ、ズルルルッ……。

本当に一物を入れられているようだった。いや、それ以上だった。なぜならジョンは時折舌先をクッと曲げて膣襞を強くこすり上げるのだ。美沙の眉間に皺が寄る。何というテクニックだろう。膣口からは愛液がしたたり、美沙の快感のボルテージは上がる一方だった。

 肉棒への攻撃を放棄した美沙の尻を軽く叩き、ジョンは身振りで彼女を仰向けにさせると、白い両脚をグッと開き、濡れてひくつく秘肉にまたむしゃぶりついた。舌を蜜壺に埋没させ、鼻の頭でクリトリスを小突き回す。

「あうっ! あうっ!」

美沙はエクスタシーへの階段を登り始めた。それに拍車をかけたのはジョンの指による技だった。中指で秘肉の中、Gスポットを集中的に責め始めたのだ。

「くううっ!」

美沙は身悶えた。ジョンは執拗にGスポットを刺激する。

グリ グリ グリ グリ グリ グリ…………。

快感で煮えたぎる蜜壺は沸騰して今にも蒸気を吹き出しそうだった。いや、美沙の甲高い声と共に実際に何かが激しく吹き出した。ジョンの顔をしとどに濡らしたのは美沙の潮だった。
 淫らな噴出を見るのが初めてだったのか、ジョンは顔を拭いながら目を丸くしていた。しかし、その瞳に嫌悪の色はなく、むしろよけいに興奮させたようだった。
 いよいよセックスしようと思い至ったか、彼はいきり立つ巨砲をぐいっとしごき、びっしょり濡れている美沙の秘肉にその先端を押し当てた。暗紫色のプラムが赤いアワビにグッとめり込む。

「ひいぃーっ!」

快感の余韻に浸っていた美沙が上半身をガバッと起こした。直径6センチもの亀頭は小陰唇を膣口に巻き込んだまま立ち往生した。

「い、痛い……」

しっかり濡れているはずなのに美沙の秘肉はジョンの先端を半分も呑み込めなかった。顔をしかめる美沙。それは苦痛のためだったが、せっかくの御馳走を食べられないのかという悔しさも入り混じっていた。ジョンはいったんペニスを引き、亀頭に唾をつけてから、なおも押し込もうとした。が、さっきよりほんの数ミリよけいにめり込んだだけだった。美沙の手がシーツをきつくつかむ。これではにっちもさっちもいかない。美沙は他人と比べたこともなかったが、彼女の秘部は普通よりも少々小作りに出来ていたのだ。男性なら喜ぶべき名器の一つなのだが、今の美沙には困りものだった。

 するとジョンは別の作戦に出た。もう一度、指をヴァギナに入れ。もっとほぐそうとしたのだ。はじめは人差し指と中指の二本。しばらくして薬指も参加させて掻き混ぜ始めた。


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