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LOVE AFFAIR
【アイドル/芸能人 官能小説】

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13.愛の中にある幾許かの狂気-5

 えっ、という表情で、その美麗な瞳を見開いて竜二を見上げる。
「チンポを自分の顔の方に向けて、シコシコするんだよ。顔よけたり、目ぇ閉じたりすんじゃねえぞ? そんなことしたら、ケツから引き抜いちまうからな?」
 躊躇する暇すら与えず、竜二の言葉に呼応して健介がもう菊門から随分伸び出た数珠紐をクイッと引っ張った。
「うぅ……」
 唇を噛んで、悠花は幹を握った手を動かし始めた。ただ浴びるだけではない、自らその発射元を慰めて屈辱の体液を搾り出さなければならないのだ。そう思うと滲んでくる涙で周囲が揺れる視界の中に、まっすぐ自分に向けられている亀頭の噴射口が見えた。その光景だけでもこれから顔に被弾する恐ろしさに背筋が震える。
「おお……、いいぜ……、ほら、顔で全部受け止めろよぉっ……!」
「わ、わかったから、は、早くっ!」
 クイッ、クイッと、悠花の反応を伺うように弄遊びつつ、健介がリングを引っ張ってくると、排泄感が充満している悠花の菊門が今にも崩壊しそうになる。一刻の猶予もなかった。
「じゃ……、いくぜぇ? 見てろよっ、ザーメン飛んでくるとこっ!」竜二がスゥッと大きく息を吸い込む音の直後、「おらぁっ!!」
 大声で叫ぶと、顔のすぐ前の真珠が点在する亀頭の口から、物凄い勢いで熱い精液が噴射されてきた。
「はっくっ!!」
 眉間に被弾した後、間髪入れず額や鼻先に第二弾、第三弾が襲いかかってくる。何発目かの射精が目元を襲っても必死に目を開け、引き続き脈動を続ける男茎を卑猥な男臭いニオイに顔を曝されながら見つめつづけていた。
 やがて震える先端から白濁した汁を裏筋に垂れ落として、漸く竜二の脈動が収まる。
「ト、トイレッ!」
 悠花が、目元を襲って睫毛から垂れ落ちて視界を白く濁らせている精液を躊躇いながらも指で拭って取り除きながら、背後を振り返ろうとした瞬間、健介が力いっぱいにリングを引いた。複数のボールが連続して悠花の菊門をくぐって外に出ると、全ての栓が抜かれて床にボトリと落ちた。
「……んきゃあっ!!」
 悠花は繽紛たる声をあげて肩を反らし尻肉を締めたが、一気に引き出されたボールと共に、内ももを流れ落ち始めた薬液を完全にせき止められずに、まだ少し流れ出続けているのが脚の感覚でわかった。
「おらっ、行って来いよ?」
 と、健介が顔を精液だらけにしたままの悠花の肩を掴んでバスルームの方向へ向けさせた。
「あ――、あっ――」
 トイレはバスルームにある。か細い声を漏らしながら、片足のサンダルを床について駆け出そうとするが、一歩目で膝が伸びずに前のめりに倒れる。ちょっと躓いただけでも、菊門にかかる衝撃は尋常ではなかった。何も補助が無くなった括約筋だけでは奥から噴出してくる薬液を留めることができず、悠花は無様とはわかっていながらも、手を後ろに回してスカートの中に入れ、人差し指の先で菊門を塞ぐしかなかった。
「ぎゃははっ、大丈夫ぅ? 悠花ちゃんっ?」
 土下座をするように片手でお尻を押さえる悠花の後ろ姿を、竜二は射精直後で顔を上気させながら眺め、次なる性交に向けて残渣の汁を漏らしながら自ら男茎を慰めている。
「んんっ……」
 指を離すことはできない。顔を上げるとバスルームの入口はすぐそこだった。迷っている時間はなかった。悠花は意を決し、力を振り絞って立ち上がると、多少指の隙間から薬液が漏れ出すのも厭わず膝を震わせてよろめきながらバスルームへ駆けていった。
 待望の便器が口を開いて待っていた。もどかしい手つきでスカートを腰まで捲ると、指を離し、急いで回れ右をする。カチカチと歯を鳴らして、下腹を両手で押さえつつ前かがみに便座に座った。
 やっとだ……。だが菊門を緩めようとしたところで、目線のすぐ先に四つの脚が見えた。驚愕の顔を上げると、
「やっ、出てって……、あっ……」
 入口のところから悠花を眺めている健介と竜二に退出を訴えた直後、薬液が便器の中に湛えられていた水面に大きな音を鳴らした。狭いバスルームに響く音に驚いて、菊門を狭め左右に身を捻って排水レバー探したが、その手を一歩踏み込んできた健介と竜二にそれぞれ掴まれ、上に高く引き上げられる。万歳をするように背筋を伸ばした体勢にされると、前かがみを解かれた下半身の瓦解が始まった。
「いやあぁっ!!」
 悠花の断末魔の声も打ち消すほどの水音が便器の中に響く。最初に水面を鳴らした薬液の音は、完全に堰が解かれて便器に噴射する水音に比べれば他愛も無いものだった。二人が見下ろしている前で、悠花は狂ったように髪を振り乱しながら、体に収められていた大量の薬液を便器に向かって物凄い勢いで垂れ流していた。薬液を直腸から一気に全て流し出すには1500ccという量は多すぎた。放尿のように間断なく流れ出すのではなく、時折勢いが弱まったかと思うと、途中何かの拍子で混入した空気の放屁を伴って再び強く流れ出す。悠花にとっては実際以上に長く感じられる排泄を一部始終二人に鑑賞されてしまった。


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