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LOVE AFFAIR
【アイドル/芸能人 官能小説】

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12.花客に曝け出した散美-7

「んぁっ! ……だ、だめ……、は……、あ……、んっ! あっ!」
 すぐに絶頂がやってきたが、振動はそのまま送り込まれ続けるため、臨界を越えたまま落ち着くことができないうちに、新たな絶頂が被さるように襲ってきた。
「おっ……、はっ……、……ぁ、……ぁ」
 息を吸い込むこともできなかった。潮汁が抉り上げられたポイントの裏側を通る尿道を流れ出ようとしているのに、押し込められる竜二の体に遮られて甘い痛みを下腹部に伴いながら溜まっていくのが分かった。
「んんっ……、あ……、死ぬ……、死んじゃうっ……」
 空気を求めて口を開きながら、喉の奥で訴えた。
「……くっ、おらっ!!」
 驚くほどの時間、全力の高速ピストンで複数回の絶頂を大きな絶頂へと繋げた竜二が、不意に男茎を抜き取り身を横に交わした瞬間、悠花の股間から尿道に溜まっていた潮が一気に迸った。指で噴き出された時と異なり、一本の奔流となって健介に支えられて開脚した股間から噴き出て、またしてもソファにいるバゼットへ降りかかる。悠花の性悦の潮を浴びた瞬間、バゼットが恨みとも哀しみともつかない呻き声を上げた。
「すっげぇハメ潮だなおいっ!」
 竜二がうな垂れる悠花の頭を掴んで顔を上げさせる。思わず視界に入れてしまったバゼットは、ソファに横向きに転がり、目を固く閉じて目の前の恋人の痴態を見ぬように、しかしその声と息、そして体が擦れる音はどうしても耳に届いて苦悶の表情を浮かべていた。そのこめかみや首には悠花が飛ばした透明な雫が流れ落ちている。
「んっ……」
 バゼットに許しを請いたかったが、その様を見ては言葉は出てこなかった。言ったところでもうどうにもならないのだ。
「……おい、手が疲れた。下ろすぜ」
 健介が長らく高々と上げていた脚を下ろしたが、サンダルの両足が地に着いても悠花は膝に力が入らず、支えられていなければ倒れこみそうだった。
「じゃぁよ、もうちょっとだけ頼むぜ」
 竜二はいそいそとベッドに向かうと、仰向けに寝転がり、根元を押さえて男茎を真上に向けた。「乗せてくれ」
「しゃぁねえなぁ……。……っ、しょっと……」
 健介は背後から、今度は両足を掴んで抱え上げる。
「わっ……、やっ!」
 軽々と持ち上げられて、背後に拘束されている両腕のために、健介の胸に体の重心を預けなければ転がり落ちてしまう。まるで大人が幼児に用を足させるために抱え上げるように、膝を折りたたんで開き、今の今まで犯されていた場所は無防備に晒されている格好で、悠花は両手で顔を覆い恥辱を和らげることすらできないままベッドの方へ連れて行かれる。悠花の眼下に、ベッドの上に寝そべる竜二の体の真ん中で数々の丸突起を纏い、悠花に浴びせられた愛液で照明に艶光りして待っているの男茎が近づいてくる。
「このまま前向きでいいのか?」
「ああ。……なぁ、このまま中出ししちまっていい?」
「好きにしろよ」
 と、健介が竜二の下半身を跨らせるようにサンダルの靴底をシーツの横に付かせると、しゃがんで下ろした腰の中心にある入口に真珠の粒が触れる。
「ちょっと、抑えとけよ……」
 竜二が頭を上げて己が股間を覗き見ながら、腰を使って狙いを定め、亀頭を再び悠花の中に埋めてきた。
「あうっ」
 ただでさえスプリングの利いたベッドの上でヒールの高いサンダルでは踏ん張りがきかないのに、両腕を後ろで拘束されていては更に不安定になる。健介の手が離れてバランスを取ろうとしている腰をワンピースごとガッチリと掴まれると、釘が刺されたように体を貫く男茎を中心に下腹部が固定された。
「おらっ、いくぜぇ?」
 竜二が腰でベッドの上で飛び跳ねるように男茎を打ちつけてきた。
「うあっ!!」
 腰が竜二に固定されていなければ、上を仰いでそのまま後ろに倒れてしまっていただろう。あまりに鮮烈な快感が恐ろしくなって、自重で奥の奥まで男茎が擦ってくるのを、膝を使って和らげようとするが、その余幅を亀頭が追い討ちをかけるように埋めてられてくる。
「か、はっ……、んっ……」
「お〜、いい眺めだぜ。グラビアアイドルのM字騎乗位ってばよぉ」
 一概に揶揄だけではない、稀有なスタイルの持ち主である悠花が、背を反らし膝を開いてしゃがんだ姿は仰ぎ見ると絶景だった。その言葉に悠花は膝を閉じようとするが、腰を掴む竜二の腕に邪魔をされて隠すことができない。ならばせめて顔を隠したくて、俯いて髪を肩から前にこぼすが、途端に真珠が内壁を擦りあげてきて仰け反り、それすら許してはもらえなかった。
「お、またイキそうだな……、おらよっ!」
 中が収縮する様子を男茎で感じ取った竜二は腰を強く打ちつけた。体位のせいで、悠花の臀部の肌に打ち付けられて大きな音が鳴る。また呼吸が苦しくなるほどの絶頂が悠花を襲って、はしたない座位のまま悠花は痴態を晒していた。


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