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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈狂宴・中編〉-21

(も…もう嫌……し、死なせて……)


肛門を窄めているのも限界に達し、自分自身で奈和を汚してしまう運命から逃れようが無かった……恥ずかしそうにチョコレートを渡す奈和の姿が脳裏に浮かび、あの笑顔は二度と戻らないのだと思った瞬間、景子達の背後の壁に、哀しそうな顔をした美穂が姿を現した……。


(……み…美穂………)


裂けて泥に塗れた制服を着た美穂は、傷付いた右手を上げて手招きをしていた……この苦しみから放たれろと、この男達の欲望の的から逃れろ、と……。


『……死ねるわけ無いだろ?このクソ豚ぁ!』


あの日の架純のように舌を伸ばし、思い切り歯を噛み合わせるも、ホールギャグはそれを許さない。
絶命するまで藻掻き苦しもうとも、今の屈辱に比べればマシと思える程に、追い詰められていたのだ。
だが、優愛の決意の全ては拘束具に封じられ、タムルの欲望を達成させる為に使命を尽くしている。
所詮、優愛は囚われた数多(あまた)の女性の中の一人でしかなく、利用され尽くして肉体を消耗させられていく運命なのだ……。


「む"ぶう"ぅ"ぅ"ッ!!!」


不意に……奈和のくぐもった悲鳴が聞こえた……ベチャベチャと何かが飛び散る音と、男達の爆笑が響き……そして、奈和のとは違う悪臭が、部屋の空気を汚染した……。


『アハハハ!彼女に向かって糞するんだ?このクソ豚ぁ!まだまだ腹に溜まってんでしょ?』

「あ"が"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ッ!!!」


死後の世界に飛び込んだと思っていた優愛の肉体は、まだ生き地獄の現世に留まったままだった……腹痛の和らぎと引き換えに、優愛と奈和の尊厳は無惨にも打ち砕かれ、笑われながら見世物にまで堕とされてしまった……。


『クハハハハ!!テメェの妹は随分と糞を溜めてやがるなあ?』

『ブッフフフ!これで奈和の頭から優愛が消えるじゃろ!』

『もっと出しなさい?奈和の顔面を便器にしてさあ?』


タムルの小便に溶解した汚汁は、放屁を混じえて奈和の上半身を汚し、直腸の奥に残留していた糞は、長く尾のように垂れ下がり、振り乱される奈和の顔面に絡み、粘りついて蜷局を巻いた。
更に優愛の股間は自らを辱しめ、秘肉の割れ目から噴水までも披露し、奈和の身体の隅々まで自分の“臭い”を染み付かせていく。
その一部始終から景子は顔を逸らせず、タムルの異常性の前に狂っていく優愛の肉体を見ているしか無かった。


『小便で洗ってやるつもりだったの?最後まで優しいのねぇ?』


目を見開いたまま動かなくなった優愛に、タムルは軽蔑しかない台詞を吐き、冷たい視線を送った。
ほんの十数分前まで生意気にも睨み、戦う素振りを見せた牝が、今ではすっかり大人しくなり、仕出かしてしまった己の醜態にうちひしがれている。

衆人環視の中で糞尿を垂れ流し、彼女を汚した愚かな牝豚に、サロトは自分の家畜の“今”を見せる為に首輪を持ち、優愛の前に抱えて立たせた。






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