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キラキラ狼は偏食の吸血鬼に喰らわれたい
【ファンタジー 官能小説】

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このキラキラの為に生きている-4

***

「――あ……きゅって締め付けてきますよ。ここが気持ち良いんですね?」

 ラクシュの腰を掴んで揺さ振りながら、アーウェンがとても嬉しそうに言う。

「ん……ん、ん」

 動かされるたびに、内部のちょうどイイところを突かれるから、返答は喘ぎ声にまざってしまい、頷く動作も快楽の悶えと一緒になってしまう。
 感じる場所を集中的に抉られ、また絶頂におしあげられた。
 アーウェンにしがみついて身体を痙攣させていると、満足そうに髪を撫でられる。
 もう何時間もこうして睦みあっているから、白い髪からは湯の湿気など無くなっているが、代わりに汗でしっとりと湿り、頬や額に張り付いていた。

(……喉、渇いた……なぁ)

 目隠しのタオルはとっくに外れていたが、すぐ目の前にいるアーウェンが、あんまりキラキラと眩しいから、とても目を明けていられない。
 目を瞑ったまま、ラクシュはアーウェンの首を引き寄せて、耳元で強請る。

「アーウェン……お水、欲しい……」

「はい。ちょっと待ってくださいね」

 繋がったまま、アーウェンが片腕だけを離してわずかに身動きをした。寝台の横に置いてある水差しを取ったのだろう。
 目を閉じて待っていると、唇が柔らかく合わさった。
 口移しに流し込まれた水は、もう随分と生ぬるくなっていたけれど、喉を鳴らして夢中で飲み干す。
 とても美味しかった。
 もしかしたら、アーウェンのキラキラが水に溶けて混ざっているのかと思うほどだ。

「ん、もっと……」

「水ですか?」

「違う……お水、と、アーウェン……両方……」

 正直に欲しいものを言うと、閉じた瞼の向こうがいっそう明るくなり、キラキラの増えた気配がした。
 やっぱりゴーグルを取ってくれば良かったとも思うが、この繋がった時間が途切れるのも惜しい。
 だからせめて、目を瞑ったままアーウェンにしっかり抱きついて、大好きなキラキラの気配を感じることにした。

 魔道具を造るのは好きだが、今回のように少し大変な時もある。
 それでも頑張れるのは、同じ家の中にアーウェンがいて、ラクシュを大好きだと、キラキラで表現してくれるからだ。
 たとえ世界中からチョコケーキの材料が消えたとしても、少しがっかりするくらいだけど、これだけは失くせない。

 ラクシュが一番欲しいのは、いつだってアーウェンで……一仕事を終えた後のキラキラは、また格別なのだ。

 きっと本当に、このキラキラ狼の為に生きている。

 終



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