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花の咲くころ
【女性向け 官能小説】

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-3


23時を過ぎても帰らない駿ちゃんを待っていることは簡単だ。
あたしは春休み中だから。疲れてもいないし
明日の朝寝坊したっていい。

今日はスーパーを探しに近所をうろうろしただけ。

駿ちゃんは。朝のメモと一緒に
1万円札を置いて行ってくれた。

あたしは本当にまだまだ学生だと思われてるんだな。

あたしは昔から忙しかった家族のために
料理だけは作ってきたから料理には自信がある。

駿ちゃんが好きな料理を作ったけど
駿ちゃんが帰ってくる気配はない。

もう・・・・駿ちゃんの分は冷めてしまったけど。
それでもつまらないテレビを見て待っていたんだけど。
もうそろそろ寝ようかな。

あんまり遅くまで「起きて待っている」と言う事が
なんだかおしつけがましい行為のように思えて
重い腰をあげて自分の・・・・
ううん。駿ちゃんが貸してくれている部屋に行くことにした。

布団の中に入っても、疲れていない身体は
眠れるはずもなく、帰ってこない駿ちゃんを心配して目は覚めていた。

時間的には「明日」になったころ
小さい音がして玄関のドアが開いた。

カチッと小さな鍵を閉めた音がして、駿ちゃんが私に気を使っているのがわかる。
ザーっと水が配管を流れる音がして
どうやら駿ちゃんが手を洗っているらしかった。




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