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冥土の土産
【SF 官能小説】

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フミナ-1

「叔父さーん」
 姪の中学生のフミナがプールサイドから声をかけた。わざと体を倒して胸の谷間を覗かせている。
 この子はとにかく小さい頃から俺になついていた。小学校の高学年になっても普通に膝の上に乗って来たりしていた。
 だが中学に入ってセーラー服を来た頃から俺の方に変化が出て来た。フミナは相変らず同じように体をつけて来るのだが、俺の方が感じてしまって拒否するようになったのだ。
 その理由はフミナも気がついてる筈だ。だが気づかない振りして結構しつこく体を引っ付けてくる。けれどもあまり強く拒むと大人気ないのもあって、たまには付き合ってやる。
 その頃からフミナも変化して来た。夏の暑い日など俺がソファに座っていると、背中を向けて足下に座ったりする。すると襟ぐりの大きなシャツを着ているので上から見ると乳房も乳首も見えるのだ。
 俺が絨毯に座っていると正面から見えるようにソファに座り、スカートの中が見えるように何度も足を組みかえる。
 その他には俺の背中に甘えるように負ぶさって来て乳房の膨らみを押し付ける。そんなときは決まってブラジャーをしていない。
 小さい時にしてあげた肩車をせがむこともある。そんなときは流石にジャージか短パンを履いて来るが、俺の首筋に陰部が当たると生暖かい性器の感触が伝わって来る。
 公園でブランコに座って黄昏ていると、『膝に乗せて』と言って俺の膝に乗り同じ方向を向く。だが座る時お尻のスカートを捲くって直接パンティと生の太腿を俺の膝に乗せて来るのだ。
 おまけに『ね、漕いで漕いで』と腰を揺すって催促する。ブランコを漕ぐと今度は体が落ちそうになるからと足を開いて膝から下の足を外側から絡んで来る。もちろん俺は感じて体が変化して来る。フミナのゴムマリのような2つのお尻が俺の股間をマッサージするからだ。
 すると突然フミナが『落ちそうだからちょっとタイム』と言って、向きを変えて俺に向かい合って抱きついて来る。明らかに俺が勃起しているのを知って、自分の陰部を押し当てて来るのだ。
 そんなときには絶対俺の顔を見ないでよそ見しながら平気な顔をしてみせる。そして饒舌になる。話をして注意をそらすのだ。
 俺が拒絶するのもちゃんと読んでいて、セーラー服は着ない。何か子どもっぽい私服を着て小学生風にコーディネートして来る。
 今の様な場合も俺の隙を見て素早く膝に乗る。断る暇を与えないように、しかも努めて無邪気に明るく行う。断るのは却って悪い気がするようにしむけて……。
 そしてフミナは策略を巡らした。というのは水泳が上手にならないので俺に教えてもらいたいと両親に訴え今回この市民プールに一緒に来ることになったからだ。
 小学生っぽいフリフリのついたピンクの縞々ワンピースの水着を着て来たが、プールの中は見えないから、やたらと水面下で体を接して来る。
 バタ足の練習でお腹を支えてあげても『きゃー』とかなんとか言って急に抱きついたりする。その度に俺の股間の膨らみにそれとなく体の一部を接触させる。
 それが太腿であったり胸であったり肘であったり、偶然を装って触るのだ。そんなときは俺の股間は完全に勃起しているのだが、それを確かめるようにしているらしい。
 俺は組織員だから羽目を外すことはできないし、まして姪と間違いを起こす訳にはいかない。それを知ってか知らないでかフミナは俺の男性の生理現象に関心を持って、かなり一線を越え気味に接触してくるのだ。
「叔父さん背面潜水の練習をしたいから手伝って」
 今度は何を企んでいるのかと思ったらプールの壁に俺が背をもたれて立ってほしいという。フミナは向かい合って俺の肩に手をかけ足を折り畳む。するとちょうどお尻の辺りが俺の股間にくっつく。その状態から急に体をのけ反らせて、背面のまま水に潜るのだ。
 そのとき俺の腰の両脇にあった足で壁を蹴って飛び出すのだが、その直前に股間を強く押し当てて来るのだ。そして伸びきった足で細かくバタ足をするとき、足の指先で俺の前の膨らみを小刻みに擦って行く。
 それを何度も繰り返して楽しんでいるようだった。俺はもう休憩してシャワーを浴びようと言って、フミナと一緒にプールサイドに上がった。
 フミナが俺に続いて上がって来る時手を貸していた俺は逆に突き放した。フミナは水しぶきを上げてプールに落下する。
「ぷはっ、何するのよ叔父さん。ひどい」
 俺は飛び込むとフミナを向かい合わせに抱きかかえ言った。もう一度練習しようか? 
「い……良いけど」
 俺の肩に掴まってフミナが体を縮めてお尻を俺の股間に押し付けて来た。そのときフミナは変な感触に驚いた。
「えっ、何? 叔父さん、水泳パンツ脱いだの?」
 俺はペニスをむき出しにしてフミナがお尻をつけて来るのを待っていたのだ。俺は数歩前に歩いてフミナの腰を抱くと股間をぐいと引きよせた。水着を通して俺のペニスが姪の柔らかな陰部に押し当てられる。
「おじ……叔父さん、だ……駄目だよ。これ……まずいんじゃない?」
 何がまずいんじゃないだ。俺は思ったね。結局こいつは男の体に興味があって、俺が安全に観察できる人間だからさまざまな人体実験をしていただけだ。
 その証拠に高校にあがるようになって彼氏ができるとすぐ深い仲になった。それも長くは続かず3回くらい代わって最後の男と一緒になって子どもを3人生んだ。まあ、そんなことはどうでも良い。
 俺はフミナのクリトリスの辺りを竿でグリグリと揉みながら聞いた。オナニーはしているのか?
「げっ、叔父さん、何言ってるの? 気は確か? 見てるよ周りで。変な動きしてるって。離してってば」
 俺はそんなこと構わずに激しくフミナの体を上下に揺すった。
「あっ……ぁぁああ……叔父さんが壊れた。……いや……嫌だ。あっ……駄目、こんなところで……同じ学校の生徒が見てるかも……」


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