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好き…だぁーい好きなんだからっ!
【幼馴染 恋愛小説】

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向き合う勇気-4

「偉いですねー、織原サン」

尖った長い色鉛筆片手に、子犬のポップな絵を作成する加藤君。加藤君も伊藤サンも僕にとって大切な友人だ、美術部を開設したは良い物の、部員が中々集まらず廃部の危機もあった時、部室の扉を叩いてくれ、それからは意気投合し、放課後部活として集まるダケではなく、時より近くのファミレスでミーティングと関して、それぞれのクラスや日常の出来事を語り合い、雑談をし、休日には私服で図書館に行く事も。
 彼に、僕が暗い表情で落ち込んでいるのを見て、基本温厚的な彼が珍しく強い口調で
 何があったのか問い詰められて、杏と僕の病を打ち明け、それからは二人親身に、治せないの?とか、不便な事は無い?とか、言ってくれて。
 おかげで二人との関係がより一層深まった気がする、もし二人の身に何かあったら部長として、一人の友人として助けてあげたい、これが友情って奴ですか…。

「ホントは今でも苦しくて仕方が無いのに、よっぽど好きなのね。」
「でも、僕は。」
「先輩はどう思ってるんですか?彼女の行動を」
「そりゃー困るかな、僕のせいで無理するんだから」
「でも、それで止めてくれったって、解決にはならないんじゃない?先輩だってそれは望んで無い事でしょう?」
「そう、だけど」

二人の言う通りだ、確かに無理をする彼女は見たくは無い、だからと言ってお互い愛し合っている僕らが、別れたって。

「要は、先輩も今の状況を受け入れ、彼女曰く向き合えばいいのよ」
「そんな簡単に」
「彼女の事、好きじゃないの?」
「好きダヨ、だからこそ」
「なら、向き合う彼女の行動を否定して、自分は彼女から避ける、なんて事は」

苦しい気持ちを押し殺している彼女に対し、それを止める事もせず、甘えろと言うのか?
いや、と言うより僕は彼女から逃げている?屁理屈をこねて、自分より他人である彼女が
自分の事のように、向き合っていて。

「先輩!男でしょ!他人であり女子の織原サンの方がよっぽど芯が強い、何て」
「これでもまだ、別れるのが正義、何て言ったら東京湾に沈めるから」

ここ、北海道ですけど

でも、二人の言う通りだ。僕は彼女と公園へ遊びに行き、子供のように、はしゃぎ、僕を何度も置きざりにした事や、暗い夜なのに声を大にして、映画の感想を滝のように語る
 明るい彼女を思い浮かべ。

あぁ、僕は何て臆病だったんだ……



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