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下着女装少年
【フェチ/マニア 官能小説】

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その3-1

希との一件から数日が過ぎた。

あれから特に変わった様子はなく日々が進む。
厳密に言えば、優はずっと女の子の下着を穿いてきているわけで、それは非日常的なわけだが…

それはさておき、今日は先生が来るなり、珍しい出来事が起こった。

「今日は転校生を紹介します、どうぞー。」

クラスがざわめき、一人の男の子が教室に入ってくる。
机がいつの間にかひとつ増えているので気づいた者もいたようだが…

「相川誠です。よろしく。」

見た目はジャニーズ系とでも言うだろうか、俗に言うイケメンである。
優と同じく少し中世的、やさしい声はクラスの女子を賑わせた。

席は優の斜め後ろ、教室で言うとかなり後ろのほうになる。

その日一日は彼の話題で持ちきりだった。
まあ良くあることだろう。
女子からは彼女はいるのかだの、好きなタイプだの、
男子からはサッカーは得意かだの、どのゲームやってるかだの、
質問の嵐。

それは、下校まで続いた。




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