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‘剣’と‘魔法’の世界〜サツキ〜
【性転換/フタナリ 官能小説】

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サキュバス・ネスト-4

(あぅっ…うぅぅぅんッ・・・!)

根元までゆっくり突き入れて、あまりの気持ちよさに身震いしてしまった。

蜜壷、ってたとえがあるけど、まさにそんな感じ――ナカはぐちょぐちょのとろとろで、人肌に温められたあまぁい‘蜜’が、ねっとりペニスに絡みついてくる――。

(あふぅぅん・・・・っ♪)

おそるおそる腰を引くと、ねばっこいお汁(つゆ)をたっぷりまとった肉ひだが、ペニスをやさしく舐めあげてくれる。

(あ、ぁ、ぁ、んっ・・・♪おちんちん、とけちゃいそぉ・・・・っ)

いままで経験したことのない快感に、夢中になってペニスを出し入れする。でも速く動かすとすぐイっちゃいそうだから、恥ずかしいくらいにゆっくり、味わうように腰を振って、サツキさんのおマンコを愉しんでしまう。

「あらあら、そんな気持ち良さそうに動いて。可愛いわぁ・・・♪」

そんな私を、サツキさんがうっとりと見上げてくる。豊満な肢体(からだ)をベッドに投げだして、ナカを締めるでも腰をくねらせるでもなく、ただ私の好きにさせたままで。

「あ、あ、あん…♪いいわぁ…貴女のおちんちん、太くて硬くてステキよぉ・・・♪」

鼻にかかった声で甘えながら、サツキさんが身をよじらせる。その声に励まされて、私は深く突き入れては引き抜き、またゆっくり突き入れては抜いてをくり返す。

(ぁ…あ…ぁ…っ、いい・・・っ、イイよぉ・・・・♪)

正常位で組み敷いているはずなのに、完全にサツキさんのペース。
ただゆっくり出し入れしてるだけで、もうさっきから、射精まぎわの一番気持ちいい時間が、ずっとつづいちゃってる――。

(ぁ、ん、あんっ・・・♪よすぎて、おかしくなりそぉ・・・ッ♪)

ヘコヘコ腰を使いながら、心がしだいに快楽に染まっていく。ただ気持ちよくなるために、腰を動かしてしまう・・・・。

「ふふ…もうすっかり、堕ちちゃったかしら…?」

夢見心地の頭のなかに、サツキさんの声が響く。

「実はね…私、人間とサキュバスのハーフなの。だから、チャーム(魅了)の魔法が使えるの…」

サツキさんが、なにかすごいコトを言ってる。でも私は腰を振るのにいそがしくて、もうそれどころじゃない――

「さっきからずぅっと、おちんちんイク寸前の、一番気持ちイイままでしょう…?試しに、今よりちょっとでも速く、腰を振ろうとしてみて…ほぉら、出来ないわよ・・・♪」

言われて、腰の動きを速めてみた…はずなのに、下半身だけまるで別の生き物みたいに、勝手な律動をくり返す。

(うそ、なんで…っ、ぁ、きもちい・・・♪)

イく寸前をキープしつづけられるように、速度をゆるめたり、当たるトコロを変えたり――自分でも信じられないくらい上手に、私が私を悦ばせていく。

「うふふ、ど〜お…?欲望に素直になって、なぁんにも考えずにおマンコする快感…♪たまらないでしょう・・・?」

そう言って、またサツキさんが微笑みかける。桃色の靄に染め上げられて、もうなにもかんがえられなくなる――

(ぁ、ぁ、ぁ…すごい…すごすぎぃぃ・・・♪こんなにイイのっ、はじめてぇぇ・・・ッ♪)

自分で自分を生殺しにしながら、舌を突き出してヨダレまで垂らしながら、私は恥ずかしくあえぎつづける。それでも、腰の動きは止まらない。

「ウフフ…じゃあ、そろそろイっちゃいましょうか?あ、でも・・・今の貴女は、私の‘許可’なしにはイけないわね・・・・♪」

言われて、おもわずサツキさんを――懇願するような目で、見つめてしまう。

「そんな目で見てもだぁめ…♪そうねぇ・・・ちゃんと‘おねだり’できたら、イかせてアゲル・・・♪」

また、サツキさんに見つめられる――すべてが、ピンクの靄に染まっていっちゃう。

(そんなっ…おねだり、なんてぇぇ…っ?!ぁ、ぁ、ぁ、ぁ♪おかしく、なるッ、こわれちゃうぅっ…!♪)

迷うあいだも腰は勝手に動いて、快感を送りこみつづける。

このまま生殺しにされたら、本当に狂っちゃう。
サツキさんも、まさか私を吸い殺したりはしないはず――
だから今は、‘おねだり’をするべきなんだ。

(ぁっ、ぁっ、ぁっ♪ぁっ♪いいぃっ…イイよぉっ…きもちイイぃぃ・・・ッ♪)

早く‘おねだり’しないと。

‘おねだり’、したい。

――イかされたい。



*‘おねだり’を
1.する。 (→「する…」へ。)
2.しない。(→「しない!」へ。)


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