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キラキラ狼は偏食の吸血鬼に喰らわれたい
【ファンタジー 官能小説】

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ラクシュさんがアーウェンくんに、イけないことをしていまーす-4


***

 ようやく落ち着いた頃には、浴槽の湯もさすがにすっかり冷めてしまっており、魔道具で暖めなおして一緒に浸かった。 
 心地いい湯の中で、膝の上にラクシュを大切に抱える。

「……本当はずっと前から、ラクシュさんと、一緒に入りたかったんですよ」

 少し照れくさかったが、この際だからきちんと白状した。

「ふぅん?」

 ラクシュが驚いたように、少しだけ胡乱な眼を見開く。

「これからも、こうして一緒に入ってくれますか?」

 尋ねると、ラクシュは少し考え込むように黙った。
 そして、うんうんと重々しく頷く。

「ん。きみが、そうしたいなら……私、がんばるよ」

 腹をくくったと言わんばかりの、決意溢れる様子に、アーウェンはヒクリと顔をひきつらせた。

「念のために入っておきますが……俺は、普通の入浴を一緒にしたいと言ったんですよ?」

「え?」

「緊縛は無しでお願いします!!」

 キョトンと小首をかしげるラクシュに、危ないところだったと、盛大な冷や汗をかいた。
 ラクシュの媚態は魅力的だったが、あんな苦しい生殺しは、もうごめん被りたい。

「そっか……ん」

 ラクシュが頷く。
 その口元は、ほんのわずか……よくよく見なければ気づかないほど少しだけ、嬉しそうにほころんでいた。

 終


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