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好き…だぁーい好きなんだからっ!
【幼馴染 恋愛小説】

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幸せから一変…-3

「杏ぁー」

帰宅途中、後ろから聞きなれた声を耳にする。

「絆…」

その姿は元気そのもので、つい先ほど一件落着した筈なのに、当たり前のその姿に安心感を抱く私。

「どうしたのよ、もう関わらないで欲しいんじゃないの?」
「あの日の夜はゴメン…、僕もちょっと感情的になっちゃってぇ、でももう大丈夫」
「…そっか」

正直ホッとした、もう彼とこうして二度話が出来ないのでは無いかと。
彼なりに、私を避ける何て馬鹿な事をしたと、時間が経ち気づいたのだろう

「でも、アンタに避けられたのは正直寂しかったよ」

寂しかった…、と言う言葉に反応する絆。

「本当ゴメン、お詫びなら何でもする。」

軽々しい事を、何でもって訳にはいかんだろ。
でも私の中で絆にして欲しい事をあれこれ頭の中で思い浮かべ。

だったら、本当の事を話して欲しい…、けどそんな頼みは聞いてくれないだろう
勢い良く、と言うか調子良く何でもすると言っといて肝心な事が聞けないとは…
彼なりのけじめのつもりなのだろうケド

「なら女装して明日登校してきなさいっ!、私がうんと可愛がってあげるから」
「えぇー?う、うーん…いずみの部屋から借りるか、でも短いかも服」

いずみとは彼の妹小学6年生で、彼の話では最近モモクロにハマッている現代っ子
彼はいずみちゃんを生意気と、いずみちゃんは絵画オタクの不潔と言い合う一種の腐れ縁
のような、まぁ仲は良いのだろうある意味。

「でも校則違反だろうから、せめて放課後に」
「もう馬鹿ねっ!んなモンジョークに決まってるだろうにっ!」
「えぇぇぇっ!?」

本気で驚いてるよこの子、ほんと単純で真面目なんだから

「ならラーメンでもおごってよ、それでチャラね」
「あれ女装は良いの?」
「何っ!そんなにしたいの?」
「あーいや…」

ふふ、何かいいなぁ…こういうやり取り。


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