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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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優子の危機-2

「おいおい、優子ちゃんだったな。そんなに怒ったら可愛い顔が台無しじゃないか」

浅見は伸ばした手で優子の顎を掴むと、その顔を強引に自分に向けさせた。浅見と目が合った優子は、浅見のニヤニヤ笑いと、顎に感じる汗ばむ手に嫌悪感を覚えてブルッと身震いをした。

「い、いや…」

「おい祐治、お前、さっき優子ちゃんに『自分の胸に聞け』って言ったっけ?」

運転する祐治が冷静さを失って事故でも起こしたら大変だ。数々の修羅場をくぐって来た浅見は、祐治の興奮を落ち着かせようと機転を利かせ、とぼけた調子の声で運転席の祐治に声を掛けた。

「は、はい、言いましたけど」

浅見の問いに、怒気を反らされた祐治は答えた。

浅見のホンのちょっとした行動で、祐治は心に余裕を取り戻し、反対に優子の心を怒りから恐怖へと変えてしまった。

「優子ちゃんは自分の胸に聞く気が無いみたいだけどどうするよ?」

「優子が聞かない?それは困りましたね〜」

さらに続くとぼけた調子の浅見の声に、卑猥な意図を察した祐治はニヤケながら答えた。

「へへへ、優子ちゃんが自分で聞かないなら仕方が無いな。オレが優子ちゃんの代わりにでっかいオッパイに聞いてやろう」

何をされるか理解した優子は自分の胸を手で庇い、浅見に懇願するようにイヤイヤと首を振った。

「やめて…」

浅見は自分に恐怖の目を向けて懇願する優子の様子をしばらく見ていた。すると突然浅見の表情が豹変した。浅見はできるだけ優しそうな表情を浮かべて優子に微笑んだ。

「こんな可愛い子に真剣に頼まれたら、マジ、酷い事なんてできないよなあ。優子ちゃんの可愛い目に免じてやめてやろうか?」

突然変わった浅見の態度に優子は戸惑った。しかし、直ぐに感謝の意を込めた涙目で浅見を見つめ返してコクコクと頷いた。

「う〜ん、可愛いなあ。よし、わかった、オレも男だ。こんな可愛い子の頼みは聞かなくっちゃな。おい祐治、優子ちゃんをこのまま下ろす、それでいいな!」

浅見はルームミラー越しに祐治を睨みつけながら言った。

「はっ、はい…」

浅見の態度に祐治は戸惑い、優子は安堵の表情を浮かべた。

車内が気まずい空気でシーンとなった。しかし、その気まずい雰囲気を一掃する事が起こった。

「でもボクちん、やっぱりや〜めな〜い」

またもや態度を豹変した浅見がふざけた声で言ったのだ。

「へっ?」

祐治も優子も浅見のコロコロ変わる言動に呆けるしかなかった。

「ボクちんも男だ。こんな可愛い子のオッパイを前にしたら弄りた〜い」

「ぎゃははは、浅見さん、極悪〜〜〜」

女が安心してホッとした時に、それを裏切る行為を浅見は好んだ。いつも女を犯す時には、そうやって一旦安心させてから、再び落胆させて女の表情の変化を楽しんで興奮を覚えるのだった。

優子の願いをアッサリ無視した浅見は、恐怖で見開く目を楽しみながら、胸を庇う優子の手首を掴んで強引に引き、豊満な胸を無防備にした。

服の上からでもプルプルと揺れる優子の胸。それを前にニタリと笑った浅見は、自分の耳をその胸に当てると、そのままグリグリと押し付けた。

「ひっ、やめて…」

胸を強く押された優子は嫌悪感を伴う痛みを感じた。

「どうですか?浅見さん」

「なんだグニュグニュするだけで、何にも聞こえないぞ」


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