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クラスメイトはスナイパー
【コメディ その他小説】

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スナイパー〜二匹の小鳥〜-14

次回予告(仮)

いよいよ動き出すBS達。
「ふん、まぁ……この中に裏切り者がいなければだけどな……なぁ、ウグイ?」
長身で碧髪の男は、言い終わりに妖しい笑みをウグイに向けた。
ウグイは自身の拳を強く握り絞めると、怒りで掠れた声を男に荒げる。

「ふざけないでっ!烏っちは仲間だよ」

「仲間……?違うな。あいつは……死ぬべき者だ」

男は両の手で持ったガトリングを腹の前で構えると円形に回転するリボルバーに、体に巻いた薬莢の端をセットする。
勢いよく回り始めたリボルバーの轟音が大きく大地を揺るがし始めた。

「死ねぃっ!ウグイっ!」

熾烈化するBS同士の戦い……そして、新たな味方の加入。


「ワイや烏はん」
携帯電話から聞こえてくる聞き覚えのある方言と声に烏は耳を疑った。

「翡翠……なのか?」
自然に漏れた烏の声が吹く風にのり、三五の耳に届いた。
「そや、翡翠や。烏はん、いっちょう協力させてもらいますで」


そして加速する馬鹿どもの情熱。


「ほう、相手はプロという訳か……おもしろい」
桜子の顔から笑みが漏れる。
それは、どこか余裕を感じさせる笑みともとることができる笑みだ。

「私がプロと知って尚、そんなもので抵抗しようとするとは……」
桜子の不適なる笑みと、向けられた丸めた教科書を見た男は桜子の愚かなる行動に口を緩めた。
しかし桜子は、そんな男の勝利を確信した表情を確認し、鼻で笑ってみせた。
「フッ、相手の得物(えもの)だけで実力を自分と相等するとは、プロが聞いて呆れるな」
それを聞いた瞬間、男の左目が茶色に輝きだした。
怒りに震えた表情をあらわにしながら男は叫んだ。
「これ以上、私とBSを馬鹿にするならば、私はあたを殺す!」
「それはこちらも同じだ。これ以上、烏丸を愚弄するならば僕は君を許さない!」


遂に交わり出す運命。

朦朧とした意識を引きずる様に繋げ、繰り出される斬撃を回避する烏。

「懐かしいなぁ、烏。君とこうやって殺り合うのは……」
素早くも重い斬撃を次々と繰り出す男の顔からは歪んだ狂気が醸し出されている。
「どうしたんだい、烏。早く僕を倒して仲間を助けに行ってあげないと皆……死んじゃうよ?」
烏の左目が緑に光り輝く。
それと同時に烏は背負っている白いリュックから、銃を取り出した。
「俺の邪魔をするなぁぁ」



今、運命は動き出す。


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