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磯崎恵利子 15歳の受難
【レイプ 官能小説】

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深淵の桜貝 ☆-1


 恵利子の思考は暗闇の中、現在と……を行き来していた。

「そう、怪我をしただけ、私はちょっと怪我をしただけ……なの。今までと何も変わってなんかいない。私は……、私は綺麗なままの私。私は、私は、誰も私の事を傷付ける事は出来ない」
自室のベットの中、泣き腫らした目の恵利子は自身にそう語りかける様に呟いていた。
しかしその瞳は虚ろで焦点が定まっていない。

 小学6年生の時を彷徨い、現在と行き来を繰り返していた。
再び恵利子の記憶は、あの過去へと戻る。

「あ、あのさ……」
右脚を抑え付けている少年が堪えきれない様に口火を切る。
「高校生の兄貴が言ってたんだけど、女はマンコに挿れられると気持ち良くなって、何でも言う事聞く様になるって言ってたぜ」

「挿れるって、何を挿れるんだよ?」
リーダー格だった少年は不思議そうな表情で問いかける。



 ベットの中、恵利子の大きな瞳が開き、彷徨う記憶の旅より突如帰還する。

(わ、たし! 挿れられ……てしまった。まん……に挿れられ……、何度も、何度も)
小学校の同級生少年が言っていた言葉が思い起こされる。

(挿れられた、挿れられたら、言う事聞く様に……、わたし、わたしは、もう綺麗……、もう、綺麗じゃ・な・い!?)

「そう、漸く解ったの、あなたあの男に挿れられたの。何回も何回も、おまんこされたのよ! あなたは知らないと思うけど…… 初めては、あなたの処女は、あの男何も付けずに挿れたの。膣内で射精はしなかったけど、あなたのお臍の上にたくさん射精(だ)していたわ」
恵利子の中のもうひとりの恵利子がそう事細かに告げる。

「穢された……、わたし、やっぱり穢れて……るのね?」
虚ろな表情で、自身と会話を続ける恵利子。

「…… さぁ? 生身(なま)で挿れられたけど、中で射精(だ)されはしなかったみたい? だから、貴女が思い込んでるみたいに純血…… なのかもね?」
文字通り他人事の様に、もうひとりの内なる恵利子は答える。

「でもね、妊娠はしていないよ。そうなったら、わたしは貴女の中から居なくなるもの」

「!?」
唐突に内なる恵利子は語り始める。

「貴女が妊娠したら、私は貴女のお腹の子へ…… ずっと、ずっと、そうしてきたの、貴女のお母…… さんから…… ずっとね」

「!?」
恵利子がひとり記憶の淵を彷徨いを続ける中、双子の妹たちがほぼ時を同じくして帰宅する。
汐莉よりほんの少し早く帰宅した若菜は、姉恵利子の異常な行動を目撃する事になる。

「……? 恵利子、お姉ちゃん?」
そこにはいつも優しく可愛らしい姉が、別人の様な表情で薄暗い部屋の片隅にいた。
そして…… 異常な行動をしていた。

「熱い、熱くて…… コリコリする。ほんとう……、んぅ、うぅぅん、うふぅっふふ……」
だらしなく開かれた両脚の付け根に自身の指先を深く突き立て蠢かす姉。
下着は右脚が抜かれ左足首まで引き降ろされていた。

「おっ、お姉ちゃん……、恵利子お姉ちゃん」
若菜は姉の肩を激しく揺さぶる。

「ん?、だあぁれ? あなたも恵利子のマンコ見たいのぉ? ……いいよ、見せてあげる。ほぅらぁ……」
姉はそう言うと薄気味悪い笑いを浮かべ、両脚を大きく拡げその付け根部分を指先で拡げはじめる。

半開きの口元からは涎がこぼれ、良く見ると拡げられた付け根部分からも同様の液体が大量に溢れ太腿までつたっている。

「恵利子のマンコに、マンコに挿れられたら…… 恵利子は……の物に、……なるの」
到底若菜に理解出来ない事をうわ言の様に呟き続ける姉。

「……」
幼い若菜にはどうにもする事が出来ず、ただただ姉が正気に戻るのを待つだけであった。

「ただいま〜、若菜ちゃんいるのぉ〜」
けたたましい音を立て汐莉が帰宅する。

「……」
若菜は幼いながらに、こんな姉の姿を自分以外に見せてはいけないと思う。
姉の部屋から飛び出て階段を駆け下り、玄関口にいる汐莉の手を引き公園に遊びに誘う。
後は戻るまでに、いつもの姉に戻っている事を祈るのみである。

一時間後、なんとかぐずる汐莉を連れまわして若菜は帰宅する。

「おかえりなさい」
母親の香が浮かない表情で双子の姉妹を玄関で向かいれる。
双子の姉妹と入れ違いに母親は帰宅していた。

「ただいまぁ〜」
何も知らない汐莉は高いテンションのままだ。

「二人ともお姉ちゃんの部屋に入ってはだめよ。恵利子お姉ちゃん風邪をひいてるの……、だから……」
そう慌てて付け加えると、姉に会う事をあんに禁じた。

若菜には帰宅した母が、姉のどの様な状況を目にしどう対処したのかは解らなかった。

“風邪”をこじらせた姉恵利子が自室から現れ、いつもの優しい笑顔を双子の妹に見せたのはこれより三日後の朝であった。


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